諦める必要はない？ 復縁のきっかけ・

タイミング・確率まとめ

別れた恋人のことが忘れられず、よりを戻したいと考えたことはありませんか？ 一度は終わらせてしまった関係でも、時間が経つにつれてその大切さが身にしみることも。復縁に関する男女の体験談を、専門家の解説も交えつつご紹介します。

一度別れた恋人とよりを戻した経験がある人は約65％

ヒトメボ読者63人にアンケートをとったところ、約65％にあたる41人が別れた恋人とよりを戻したことがあると回答しました。半数以上の人が復縁の経験があるというのは、元恋人のことが忘れられない人にとっては朗報かもしれませんね。

出典：別れて1年以内がチャンス!?　別れた恋人とヨリを戻したことがある人、約6割

よりを戻したいと思うのはどんなとき？

別れたあとも元恋人のことが忘れられないと、復縁を望んでしまいますよね。では、別れた恋人のことを思い出してしまうのはどんなときなのでしょうか。

元恋人を思い出すきっかけ

ふとした瞬間に別れた恋人のことが頭をよぎる……。みなさんにも、そんな経験はありませんか？ 元恋人を思い出すきっかけについて、ヒトメボ読者の体験談をご紹介します。

＊思い出の場所・もの＊

「一緒に行った観光地やカフェなどに入った時に、ここは前にあの人と来たなと思い出します。その時に話した会話やメニューなど鮮明に思い出してしまいます」(熊本・30歳女性)

「その時によく聴いていた音楽がかかったり、食べ物を食べたときに思い出すことが多い」(大阪・34歳女性)

元恋人と作った思い出を忘れていない人は多いようです。特に、音楽や香りには記憶を呼び覚ます効果があるそうなので、ふとした瞬間に恋人との思い出がフラッシュバックしてしまうのかもしれません。

＊元恋人に似ている人＊

「街中で元カノに似た後ろ姿を見かけたときに、パッと思い出す」（神奈川・32歳男性）

「元カレと同じ名前を見たとき」（埼玉・21歳女性）

まさに元恋人本人を思い起こさせるような人に出会ってしまうと、自然と思い出が蘇りますよね。

＊今の恋人と上手くいっていないとき＊

「現状、付き合っている人が居なくて、仲良さそうなカップルを見かけた時や、彼氏が居ても上手くいっていないな。と感じた時。とにかく寂しさを感じると、昔は良かったなぁ。なんて考えてしまいます」(大阪・34歳女性)

「彼女とケンカして険悪な雰囲気になったとき、『前カノならこんなことで怒らなかったのに』とか思ってしまう」（神奈川・42歳男性）

今の恋人との関係につまずきを感じると、昔の恋人と比べてしまうこともあるようです。現在の恋人に対して不満が募っていると、もし過去の恋人なら……と考えてしまうのでしょうか。

出典：実は上書き保存してない!? ふと元カレのことを思い出す女子、9割。いつ思い出してる？

恋人がいるのに思い出す…。元恋人を思い出す瞬間ベスト5

元恋人と連絡を取る理由

過去の恋人を思い出すだけではなく、なかには実際に連絡を取ったことがあるという人も。どのような理由で連絡を取ろうと思ったのでしょうか。

＊話したくて＊

「自分の気持ちが落ち込んだ時に話を聞いてくれていたのが元彼女だったので思い出してしまい、連絡してしまった」（神奈川・22歳男性）

「年上で、人生経験が豊富な人だったので、転職で悩んだときに相談で連絡した」（東京・26歳女性）

元恋人が良き理解者であったり、信頼できる相談相手であったりした場合は、別れたあとも頼ってしまうことがあるのかもしれませんね。

＊友達として＊

「近況報告。円満に別れたので、お互いずっと味方です」（東京・28歳女性）

トラブルなく交際を解消した人のなかには、友人として交流を続けている人もいるようです。恋人ではなくなったとしても、ずっとお互いを応援できる関係は素敵ですね。

＊未練があって＊

「まだ好きだったし、できれば戻りたかったから」（兵庫・34歳男性）

やはり、復縁を望んでいるから連絡を取ってみたという人も。未練が残ってしまうと、過去の恋人を忘れるのはなかなか難しいようです。

出典：別れた後、元恋人に自分から連絡したことある？

どうやって復縁に成功した？

では、復縁に成功した人たちはどのようにして元恋人とよりを戻すことができたのでしょうか？

別れる前の交際期間

ヒトメボ読者を対象としたアンケートによると、復縁できたカップルの、別れる前の交際期間は「1年以上3年未満」が最多でした。

交際期間が短すぎると二人で作った思い出やお互いに対する思い入れが少なすぎ、反対に、交際期間が長すぎると別れの原因が複雑化してしまい、復縁に至らないのかもしれません。

復縁までの期間とタイミング

別れてからよりを戻すまでの期間では、「半年以上1年未満」と「1ヶ月以上3ヶ月未満」がそれぞれ1/4を占めました。最も人数が少なかったのは「3年以上」という結果に。

恋愛ホルモン（PEA）は3年で消えるといわれていますから、別れてから3年以上が経過した元恋人との復縁は、別れてからの期間が3年未満の場合より難しくなりそうです。

復縁のきっかけ

＊相手から＊

「電話がかかってきて、やっぱり一緒にいたいと言われて今もラブラブ」(神奈川・27歳女性)　

「相手から連絡が来てそこからまた連絡取るようになって久しぶりに再会する事になり、その後ヨリを戻す事になりましたが、その1年半後結局別れました」(三重・23歳女性)　

相手のほうから連絡があると、それに応じるかたちでよりを戻しやすいのかもしれませんね。しかし、残念ながら再び別れてしまった人もいるようです。

＊自分から＊

「元カレと連絡がとりたくて間違えたようにメールを入れた。今付き合っています」(静岡・35歳女性)

「後味の悪い別れだったので、電話でちゃんとふって欲しいと言ったら『好きだからまた付き合って欲しい』と言われて条件付きで再交際。現在も交際中です」(石川・24歳女性)

間違いメールのふりをするというような小技を入れつつ、自分のほうから連絡を取ったという人も。また、丁寧に気持ちを伝えることで、相手の気持ちが動く場合もあるようです。

出典：別れて1年以内がチャンス!?　別れた恋人とヨリを戻したことがある人、約6割

SNSと元恋人

SNSの普及した現在では、別れたあとに連絡を絶った元恋人の近況も手軽に知ることができるようになりました。ヒトメボ読者を対象としたアンケートでは、7割以上の人が元恋人の名前をSNSで検索しているという結果も。

男女ともに、元恋人の名前をSNSで検索する主な理由は「未練がある」「近況が気になる」「好奇心」などでしたが、『pairs』で行ったアンケートによると、「幸せにしているか知りたい」という理由だけ、男女で少し違いがあるようです。男女それぞれの意見をご紹介します。

男性の場合

「アップがたくさんされていて、別れた後も楽しく過ごせているんだと思えると逆に嬉しくなる。引きずって前に進めてないと心配になるから」(男性・25～29歳)

男性の場合は、元恋人が楽しく過ごしていることをSNSの更新で知って安心したいという意見が多いようです。

女性の場合

「落ちぶれてるか見たかった」（女性・30～34歳）

「相手は幸せそうで、ショックだった(笑)」（女性・25～29歳）

「私から振ったのに先にむこうに恋人ができてたら腹が立つ」（女性・18～24歳）

一方で女性の「幸せにしてるかな？」には、自分よりも幸せじゃなければいいのに……といった気持ちが含まれていることもあるようです。もちろん、素直に元恋人の幸せを願っている女性もたくさんいるのですが、相手の不幸を願う意見があるというのは、男性には見られない傾向でした。

出典：「幸せにしてるかな？」の意味が違う!? 元恋人のSNSチェックについて男女の本音

結婚しているか知りたくて……　7割以上の人が「SNSで別れた恋人の名前を検索」した経験アリ！

破局を防ぐには？

意外に復縁経験のある人は多いとはいえ、やはり破局せずに済むのが一番ですよね。

ここでは、破局の予兆や破局につながりやすいNG行動をご紹介します。

破局の予兆

＊破局しやすいタイミング＊

コラムニストのまついゆうへいさんによると、恋愛初期に多く分泌されるPEA（フェニルエチルアミン、フェネチルアミン）という神経伝達物質は3ヶ月目から減りはじめ、3年程度経つと枯渇してしまうそう。

「3ヶ月目」と「3年目」に別れるカップルが多いのは、このような脳内物質も影響しているのかもしれませんね。

また、PEAが枯渇した後には多幸感を与えてくれるエンドルフィンという物質が分泌されますが、これも1年で枯渇してしまうので、「4年目」にも同じように破局危機が訪れやすいそうです。

出典：計3回の破局危機!? カップルが「3ヶ月」「3年」「4年」で別れやすい理由

＊破局のシグナル＊

では、破局のシグナルにはどのようなものがあるのでしょうか。

恋愛セラピストのルーク平野さんによると、付き合い始めて半年～1年後あたりから約1年間、相手を理解しようとするより自分を理解してもらいたいという気持ちが先行する〝抗争期〟があるそう。

この時期には「連絡の頻度が圧倒的に減る」「会ったときの言葉数が少なくなる」「デート中楽しそうなそぶりを見せない」といった危険なシグナルが出てくるので、あえてケンカしてお互いに分かり合おうとするほうが、関係が長続きするようです。

また、安定と変化の比率を8:2程度のバランスにすることで、この別れのシグナルを未然に防ぐこともできるといいます。

安定のなかにも変化を混ぜることで、別れにつながりやすいマンネリ期を上手く乗り越えたいものですね。

出典：付き合って半年～1年のカップルはご注意！　マンネリ期の別れのシグナル３つ

破局につながるNG行動

しかし、ときには思わぬタイミングで別れが訪れることも。破局につながってしまった言動について、ヒトメボ読者の体験談をご紹介します。

＊相手からの一言＊

「ケンカのときに『元カノはあれもこれもしてくれたのに』」（群馬・21歳女性）

「大学に入学したての頃、私が落ちた大学に彼氏は通っていて、入ったサークルが楽しかったらしく電話でその話をしていたとき『お前もうちの大学来れば良かったのに』と言われた瞬間冷めた。私が落ちたことを知っていたはずなのに、どういう神経してるの？ と」（東京・28歳女性）

「つらくて話を聞いてほしいときに『甘えるな、気持ちが悪い』といわれた」（滋賀・28歳女性）

ヒトメボ読者に対するアンケートでは、約8割の人が恋人に言われた一言で気持ちが冷めてしまったというデータも。口は災いの元とも言いますが、相手に対する配慮の足りない発言は、別れにつながりやすいようです。

＊不機嫌な態度＊

「かまってほしくて不機嫌になってみたのに、放っておかれて。『なんでかまってくれないの！』と爆発して大げんかになった」（東京・28歳女性）

不機嫌な態度だけで相手に察してもらおうとするのはなかなか難しいもの。マンネリ期と同じく、きちんと言葉で伝えることが必要かもしれません。

＊理不尽な要求＊

「繁忙期、忙しくて会えない彼に、『私のこと好きなら今から会いに来て！』と夜中に呼び出し。その日は来てくれたものの、彼のテンションはガタ落ち。後日『仕事を理解してくれない人とは結婚を考えられなくなった』とふられてしまった」（東京・27歳女性）

「アドレス帳の女子の番号を全て消すように要求した。何度言っても昔からの女友達の番号を消してくれないので『私は愛されてない』と思い込んで泣く泣く別れを選んだけど、今となっては後悔している」（東京・28歳女性）

相手にも様々な事情がありますから、自分の気持ちだけを押し付けたのでは、うまくいかなくなってしまうようです。

＊浮気＊

「『〇〇に子供が出来た』『はぁ？』の一言。そんな男と見抜けなかった自分にも腹立ち、寝取った友人にも唖然」（兵庫・45歳女性）

当然ながら、浮気はNG……。相手の気持ちを考えない行動が、破局につながってしまうことも。

出典：「元カノはこうしてくれたのに」…… 約8割が恋人の“一言”で別れた経験アリ！

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一度別れた相手との復縁といわれると難しそうな気がしてしまいますが、意外にうまくいく場合も少なくないようです。もう別れてしまったから……と諦めてしまわず、勇気をふり絞って一歩踏み出してみると、改めて相手との関係を築き直せることもあるかもしれませんね。

(ヒトメボ編集部)