0
0.0(0人が評価)
2020.12.07
0
0.0(0人が評価)
2020.12.07
うつぶせ、仰向け、丸くなる…人によって寝るときの姿勢って異なりますよね。一種のクセとも言えそうですが、この「寝相」にも知らず知らずのうちに深層心理が映し出されていたりして?
「自分にとって、寝心地のいい寝相というのは人となりや精神状態、置かれている状況がどのようにあるかというのを分かりやすく示しています。そこから根本的な性格や恋愛傾向を導きだせます」
とは、心理カウンセラーの清水おりえさん。そこで今回、寝相によって性格や恋愛にどんな違いがあるか先生に分析してもらいました!
*性格傾向*
「仰向けで真っすぐ寝る人は、相手に対しても、自分に対しても誠実でまじめな人。社会や人に対して誠実に振る舞えないような状況に陥ってしまった場合でも、建設的に物事を考え、環境を積極的に変えよう、解決策を自分でひねり出そうという考え方を持っています。そのため、大きなトラブルを抱えこむことも少ないと言えます」(清水さん・以下同)
*恋愛傾向*
「人に依存する心が少ないため、恋人に対しても冷静で、相手によっては『面白さや情熱には欠ける』とか『つまらない』と思われてしまいます。しかし、結婚相手にはふさわしい安定した性格の持ち主と言えるでしょう。計画的な性格なので、『今すぐ会いたい』といった急な誘いなどを嫌う傾向もあります。逆に『記念日』には行きつけのレストランに行くなど、パターン化されたデートプランを好みます」
*性格傾向*
「明るく活発、楽観的な思考の持ち主で常に目の前のことに全力投球で臨みます。毎日全力で過ごして、1日の終わりに『今日もやりきった』という気持ちになる生き方を望みます。できるだけ刺激的に毎日を楽しく過ごしたいと思っているため、必然的に相手にも明るく闊達な人柄であることを求めます。また、独立心が強く開業したり、企業したりと、ビジネスにおいてもリスクを恐れず、挑戦的でアグレッシブな姿勢を持っています」
*恋愛傾向*
「細かなことを気にせず、開放的です。また、心に悩みを溜め込まず思ったことをズバッと相手に伝えることもしばしば。そのため、悩みなどを溜め込むタイプの人とはうまくいきません。毎日が刺激的なため、恋愛にそれほど重きをおかず、約束も友人との掛け持ちが多かったり、楽しい予定を優先させて『ドタキャン』なんてこともしてしまいそう。今自分がどうしたいかを最優先に考えて動くため、相手によっては振り回されてしまうことになるでしょう」
*性格傾向*
「自分の向上心やエゴと社会との関わりの中で、自分がどう振る舞うべきかを上手に天秤にかけられるバランスのいい性格の持ち主です。ですから友人も多く、社会に溶け込みやすい一面を持っています。悩みを抱えても、思い詰めすぎることはありません。心のどこかで大の字で寝るような強い個性の持ち主に憧れを持っていますが、結局のところ自分の生き方にある程度満足をするという性格でしょう」
*恋愛傾向*
「良くも悪くも刺激を求めすぎないので、恋人は作りやすく、お互いの力関係のバランスを保ちながら上手にお付き合いできる人です。長く付き合っている恋人とは自然と結婚の話になっていくでしょう。ただ、女性の場合、自分の適齢期や周囲の状況に焦って突拍子もない行動をとったり、急に強引に結婚を迫り相手を驚かせてしまうこともあります。ですから周囲に惑わされずに、マイペースを心がけましょう」
*性格傾向*
「相手に対して非常に気が利く性格の持ち主です。自分の気持ちより相手の立場や心情を優先してしまうこともしばしば。それでいて自分の意見を主張するのが苦手なため、心にストレスを溜め込みやすい傾向もあるので注意が必要です。
また、自分の力ではどうしようもない状況に陥っていたり、問題を抱えている場合、例外的にこの姿勢で寝ることもあります。それはこの姿勢には、自分の体を縮こめて、現状の状況から逃げ込みたいという気持ちが表れているからです」
*恋愛傾向*
「恋人や好きな人の要望をできるだけ叶えてあげようと献身的に支えたり、尽くすことが多いです。相手に強くお願いされると、自分が無理をしてでも頑張ってしまうので、精神的に疲れてしまいがちです。それでも、相手に感謝されると気持ちが盛り上がって『また力になってあげたい』なんて思ってしまいます。そのため相手に貢いだり、都合良く利用されないように注意が必要です」
*性格傾向*
「丸まって寝るタイプと同じく、ストレスを抱え込みやすいタイプです。ただ丸まって寝るタイプと異なり、外面がよく、明るく楽しそうに振る舞うので、自分の望まない人付き合いも少なくありません。しかし、内面ではふつふつと不満を抱えていたり、実は怒りっぽい人が多いです。仲良くなった信頼できる相手には、不満や愚痴をこぼし、相手にそれまで思っていた印象とのギャップに驚かれるということもありそうです」
*恋愛傾向*
「親しくなるとどこかのタイミングで苛立ちや不満を包み隠さずダイレクトに相手に伝えてしまいます。相手がこれまでの性格とのギャップに驚き、引いてしまったらすがったりと、かなり面倒なことにもなりそうです。そうならないために、普段から不満を上手に吐き出す方法を身につけることがこのタイプの人の課題です」
なるほど〜。寝相から性格だけでなく、自分がストレスを抱えているかどうかまでも分かるなんて驚きですね。性格や恋愛傾向を調べるのはもちろんのこと、自分の今置かれている状況やストレス度合いを把握する上でも、自分の普段の寝相を振り返ってみてはいかがですか?
(冨手公嘉/verb)初出 2013/1/29
0comments