0
0.0(0人が評価)
2016.02.19
0
0.0(0人が評価)
2016.02.19
女性が性的魅力を感じる男性のボディパーツ。厚い胸板や太い二の腕を想像しがちですが、1976年にG・ウィルソンとD・ナイアスが発表した論文によれば、断トツの1位(39%)は「お尻」だそうです。それもキュッと引き締まった小尻なんだとか。パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」のトレーナー管野翔太さんに、そうしたお尻の手に入れ方について伺いました。
「なによりお尻の位置を意識しましょう。お尻が高い位置にあるだけでも引き締まっている“ように”見えます。いくら鍛えたとしても、お尻の位置が下がったままでは効果が上がりにくく実感もしにくいですから、まずは日常的な習慣を見直し、それからトレーニングによってより引き締まった小尻を手に入れましょう!」(菅野さん)
「日常的に意識して欲しい習慣としては、やはり姿勢を正しくすることです。背中の丸まった猫背の姿勢でいると、お尻の位置が下がってだらしなく見えてしまいますし、トレーニングの効果も出にくいです。お尻を突き出し、胸を張る意識を持ちましょう。これだけでも見た目はかなり変わります。横向きで鏡を見ていただき、耳たぶ、 肩、くるぶしが一直線になればおおよそ正しい姿勢と言えます」(同)
さらに、正しい姿勢を意識していれば、日常の何気ない動作でも効果的にお尻を鍛えられるそうです!
「駅やオフィスなどの階段はお尻を鍛えるチャンスです。かかとでしっかりと踏み込みながら、背筋を伸ばしつつ1段飛ばしで上がりましょう。このとき、真上に上がるイメージを持つことが大切です。お尻に刺激が与えられ、引き締まっていくのを感じられると思います」(同)
「電車で立っている時には片足立ちが効果的です。ポイントは、立っている足側のお尻の少し外側を意識することです。また、同時にかかとの重心も意識してみましょう。疲れたら足を入れかえて、左右均等に行うとバランスよく鍛えられます」(同)
「通勤中や買い物で出かけるとき、できるだけ膝を高く上げ、歩幅を大きくして歩いてみましょう! 意識しないと普段はあまり使わない付け根の筋肉が使われますから、代謝がアップし、体脂肪燃焼の効果も望めます。また、猫背の改善効果もありますよ」(同)
「デスクワーク中や自宅で読書したりテレビを見たりするときなど、座っているときはお腹をへこませたまま、ゆっくりと呼吸を続けてみましょう。この状態でいることでお腹のインナーマッスルに刺激が与えられ姿勢も良くなります」(同)
さらに本格的に鍛えたいと思う方のためにトレーニング方法についても教えていただきました。
1)足を肩幅に開き、胸を張った状態で、胸の前で腕を組む。
2)お尻を後ろに突き出し、椅子に座るようなイメージで、太ももが床と平行になる位置までしゃがむ。
3)元の位置に戻る。
(20回×3セットを週2回)
「しゃがむ際に膝が自分のつま先より前に出ないことがポイントです。またお尻に刺激を与えるため、お尻を後ろに突き出そうと意識するのも大事です!」(同)
1)横向きの姿勢で寝る。
2)上になった足をそのまま天井に向かってあげていく。
3)ゆっくりと下ろす。
(20回×3セットを両足交互に行う。週3回)
「このトレーニングでは、上げた足側のお尻を引き締められます。足が前後にぶれないように注意して、トレーニング中はお尻の上側を意識しましょう。スクワット同様、地味なトレーニングですが、効果は絶大です!」(同)
どちらも一定のペースでゆっくり行うことがポイントで、無理をせずに自分のできる範囲で行うのが良いそうです。本格的なトレーニングとはいえ、これならテレビを観ながらでもできますね。
服を脱がなければアピールしづらい腹筋や背筋などと違って、服の上からでも分かりやすく、それとないチェックもしやすそうなお尻。モテのコストパフォーマンスは高いかもしれませんね。男性の皆さん、日々の合間を縫ってキュッと引き締まった小尻を手に入れてみてはいかがでしょうか?
(中津功介/コンセプト21)初出 2015/2/16
0comments