ヒトメボ

恋愛心理カウンセラー

根本裕幸

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読了時間:約3分

 デートでカラオケに行くカップルも多いのでは? 長く付き合っていればお互いの曲の好みなども分かりそうなものですが、付き合いの浅い男女や恋仲に発展しそうな2人でカラオケに行くときは、どんな流れを意識すればよいのでしょうか? 恋愛心理カウンセラーの根本裕幸先生に伺ってみました!

「恋仲に発展するかしないか微妙な関係の男女がカラオケに行くと、会話が弾まずにギクシャクしてしまうことや、逆に空回りして相手を引かせてしまうこともあります。そのため、2人きりのシチュエーションに慣れていない人はこのタイムマネジメントを参考にして欲しいですね」(根本裕幸さん)

【開始直後〜30分】

「この時間帯はまだお互い様子を探り合っている頃。二人きりで緊張もありますし、なんとなく間が持たないような空気も流れます。そこで明るい曲やお互いが知っている曲を選んで、緊張をほぐし、リラックスできる楽しい雰囲気作りに努めましょう。まずは、2人共知っている明るい曲を選ぶこと。最初から露骨なラブソングやバラード調の曲を入れるとなんとなく変な空気が流れてしまいます。ですから、2人とも好きなアーティストの楽曲を入れて、盛り上がるようにするのが無難ですね」(同)

【開始30分〜1時間後】

「お互いに慣れてきて、自分を表現しやすい頃と言えます。そこで、ありきたりの曲ではなく、自分ならではの個性ある楽曲を選びましょう。お互いの音楽の趣味が共通しているなら、超マニアックな選曲や好きなアーティスト縛りで楽しむのもアリ。恋愛は、『自分だけしか知らない相手の姿』をより多く見せ合うことで『2人だけの思い出』というものが増えていき、お互いに抱く想いも強くなります。ですから、先述のような、2人だからこそできるカラオケの楽しみ方を満喫しましょう」(同)

【1時間〜1時間30分後くらい】

「2人でのカラオケは、会話を挟む隙がありません。1時間くらい歌い続けて過ごすと、歌を歌うだけの時間に少し退屈してきたり、中だるみしはじめてきます。この時間帯は、休憩を挟んでご飯を食べたり、お茶をしながら会話を楽しむといいですね。『歌を歌う』というのは会話するよりもハードルが高い行為なので、それを見せ合った後はリラックスして会話できるでしょう。一旦ペースを落とし、話をすることで、二人の距離は縮めやすくなります」(同)

【ラスト30分前後】

「歌って盛り上がり、会話もした後で、二人の心理的な距離がとても近くなっている時間帯。この状態は心が一番オープンになっていて、ロマンチックな気持ちになりやすいんです。なので、このタイミングで相手への想いをこめたラブソングを選ぶと、ストレートにそのメッセージを相手に届けられるでしょう。『2人だけの世界』になったような気分で歌えば、相手の恋心が一層かき立てられるかもしれません。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、2人の関係を盛り上げるには、いわゆる『じっくり聞かせる系』のラブソングは最適ですよ」(同)

【ラスト10分】

「最後は楽しく、笑顔で終わりたい気持ちはみんな同じ。特に、素敵な時間を過ごした後は、ハッピーエンドが理想的。ラスト10分は、一緒に歌える曲で盛り上がって終わりましょう。2人で過ごすカラオケを『楽しかった思い出』にすることで、お互いの絆を強められますよ」(同)

 なるほど。必要以上に緊張しなければ、2人の距離をグッと縮められるのかもしれないですね。付き合い立てのカップルのみなさん、今度カラオケデートするときは、ぜひ参考にしてみてください!

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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