ヒトメボ

作家・女豹ライター

島田佳奈

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 イケメンで生活力もあって、人当たりもいい。そんな高スペックな男性とお付き合いしてみたいけど、倍率が高くてなかなか難しいのが現実。好条件なのに、実は全然モテない人がいればいいのに…。

「そういう男性は、実は多いと思いますよ。パッと見はイケメンで肩書きもしっかりしているのに、恋に疎くて長年彼女がいなかったり、家にこもりっきりで全然出会いがない、なんて人もいますからね。そういう人は、女性に不慣れなことでちょっと物足りない部分はあるかもしれませんが、浮気の心配も少なく、あなた色に染められる可能性も高いんですよ」

 とは、『人のオトコを奪る方法』(だいわ文庫)などの著者で「女豹ライター」の肩書きを持つ島田佳奈さん。

 そんな夢のような男性がいるなんて! そこで島田さんに、イケメンで好条件なのに実はモテない「倍率低め男子」を見極めるチェックポイントを教えてもらいました!

ツメと歯

「一見、爽やかで清潔感があっても、女性とスキンシップを取っていない男性は身だしなみに隙があるんですよ。例えばツメ。モテる男性は、女性に触れたとき不快に思われないよう、つねにツメを短く切っている人が多いのですが、女性との関係が『ご無沙汰』な人はツメが伸びたまま…なんてことも。また、虫歯があるなど、口内のお手入れが行き届いていない男性も、日常的にキスをするシチュエーションがないことを象徴しています。真のモテメンかモテないメンかを見極めるには、ツメと口内をチェックすることです!」(島田さん)

好きな物へのこだわり度

「映画や本などのカルチャー系にものすごく詳しかったり、マニアックな趣味があるなど、好きな物への執着心が異常に強い男性は、イケメンでもモテていない可能性が高いですね。そういう男性は、こだわり屋で融通が利かないため、女性の趣味にケチをつけてしまったりと、デート中に女性をがっかりさせてしまうことも。悪気はないのでちゃんと説明すれば改善されるのですが、お付き合いにまで発展せず、意外と女性経験が少ない傾向が。実はモテていない男性かどうかを見極めるには、好きなものについて語ってもらうといいですね」(同)

男友達との仲良し度

「女子会やお泊まり会などを頻繁に開く女性と違い、男性はあまり集団で行動したがらない生き物。たとえ、フットサルや草野球チームなどに所属していても、必要以上に頻繁に集まることがないのが普通です。でも、女子並みに男友達とつるんだり、頻繁に旅行に出かけたりするようであれば、『女性と話すのは緊張するから男友達と遊んでいるほうがラクで楽しい』と思っている可能性が。男子校出身など、女性が身近にいない環境で育ってきたウブな男性かもしれません。モテそうでモテない男子を見極めるには、男友達と遊ぶ頻度をチェックしてみるのも手ですよ」(同)

マシンガントークか聞き役に回るか

「自分の話や持ちネタをマシンガントークでしゃべり続ける人は、合コンなど複数人が集まる場所では盛り上げ上手な人気者になれるのですが、二人っきりになると女性の話を聞いてくれないウザい人になりがち。無口な女性にとっては『楽しい人だ』と感じる部分もあるかもしれませんが、大抵の場合はデートはできても交際にまで発展しないことが多そう…。真のモテメンは、女性から上手に話を引き出して聞き役に徹するもの。モテメンか実はモテないメンかを見極めるには、『聞き上手』か『マシンガントーク』かをチェックしましょう」(同)

ファーストキスの年齢が20歳以上もしくは「幼稚園」か

「初対面で聞くのは難しいかもしれませんが、ファーストキスの年齢にはモテ度が表れやすいですね。中学生の頃など早めの年齢を答えた男性は、幼いうちからモテてきたエリートモテメン。逆に、20歳を越えてからの人は今モテていそうに見えても、実際は女性に不慣れな人生を歩んできた非モテ男子かもしれません。ただし、『幼稚園』など早すぎる時期を答えた場合は恋愛としてのキスが遅かったことをごまかしている可能性が大。ファーストキスが20歳以上もしくは幼稚園という男性は要チェックです」(同)

 確かに、子供の頃からモテてきたかどうかは、大人になった今でも恋愛の仕方に大きな影響を及ぼしていそう!

「ただ、『この人は実はモテていないな』と分かっても、彼の前では『モテそう』と信じているフリをすることが大切です。『モテる』と思われているほうが、どんな人でも気持ちがいいですからね。それから、こういう男性とお付き合いするならマメなメールの返信やエスコート能力は期待しないこと。女性を口説くことに慣れていないのが『モテそうに見えてモテない男子』なので、手をつないだり腕を組むなどのスキンシップは女性側から仕掛けてあげるのも大事ですね」(同)

 モテそうなのにモテていないのには多かれ少なかれ理由があるもの。そこを理解した上でアプローチすれば、条件の揃ったイケメンを意外と簡単にゲットできるかも!?

(榛村季溶子/short cut)
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ライター

榛村季溶子

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