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2017.04.19
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2017.04.19
「ねえ、この髪型似合う?」
彼女に突然質問されて反応に困った…。こんな経験をしている男性は多いのではないでしょうか? 似合っていればスッとの褒め言葉が出てくると思いますが、問題はその逆。正直にダメとはっきり言った方がいいのか、本音は抑えて褒めた方がいいのか…。こんな「女性の答えにくい質問」に対しては、どんな風に答えるのがベストなのでしょうか?
「結論としては真摯に本当のことを言う必要はないのです。彼女とうまくやりたいのであれば正直に答えようとせず、ベタに褒めてあげて下さい。女性がこのような質問をしてくるとき、大抵は共感してほしいだけなんです。女性は解決策も率直な意見も必要としていないんですね」
と答えてくれたのは、恋愛心理学に詳しいカウンセラーの冨安ひとみさん。そんな彼女たちの言葉の裏には、以下のような心理作用が働いているのだそう。
なるほど、こう思っているのであれば、わざわざつらい思いをして、女性に本音を言っても何もいいことはなさそうですね。
「そうですね。例えば、男性が女性の買い物に付き合って服を二着持ってきて『こっちとこっち、どっちが似合うと思う?』と質問してくるとします。こんなときに、男性が真面目に『こっちかな』と答えても、本音では女性は意見を求めていませんし、自分の中で答えが決まっていることがほとんどなんです」(カウンセラー・冨安ひとみさん)
では、そんなときはどんな反応をしたらいいんでしょう? 教えてください!
<冨安先生による模範回答>
*OK編*
女性「こっちとこっち、どっちが似合うと思う?」
男性「○○ちゃんはどっちがいいと思うの?」
女性「こっちかなぁ」
男性「僕もこっちだと思うよ! センスがいいね」
女性の中では答えが決まっていることが多いため、それを聞き出せればOK。
*好感度アップ編*
女性「こっちとこっち、どっちが似合うと思う?」
男性「こっちは大人っぽい雰囲気になるし、こっちは肌がきれいにみえるよねー」
これは、どちらにしても褒めていて、なおかつ真剣に答えてくれている姿勢が好感度大!
*NG編*
女性「こっちとこっち、どっちが似合うと思う?」
男性「どっちでもいいよ!」
女性「私のことなんて、どうでもいいんだね。○○くんって、いっつもそうだよね。そういえば、あのときだって…」
と、かなり面倒くさいことになります。
あぁ。NG編のやりとりなんて、男性であれば一度は経験していそうですね。勉強になります。でも、やっぱり長く付き合えば、しっかりと本音を伝えるべきケースも出てくるはず。そんなときには、どのような点に気を付けて伝えるべきでしょうか?
「本音を伝える際に気を付けるべきことは、『女性としてのプライドを傷つけず、上手に褒めながら、感謝も交えて自分の好みを伝えること』に限ります」(同)
何やら難しそうですが、先生! また模範回答をお願いします。
<冨安先生による模範回答>
女性「この洋服どう思う?」
男性「これも似合ってるよ。でも、僕はこの間着てたような、かわいい感じの方が好きだなぁ」
女性「この髪型かわいくない?」
男性「その髪型も斬新でかわいいけど…。僕はいつものサラサラストレートの方が、もっと好みだなぁ」
女性「私の作った料理おいしい?」
男性「いつも、作ってくれてありがとう! すごくうれしいよ。でも、実を言うとね…。もうちょっとだけ薄味がスキなんだ」
なるほど。実際のやりとりを見ると、冒頭の言葉の印象が強く残るので、そこまで悪い気をさせずに済みそう! 彼女からの質問でいつもケンカに発展してしまう男性陣! 女性の心理をしっかり汲み取れれば、より実のある会話ができるようになるかもしれません。ぜひ、試してみてくださいね。
(船山壮太/verb)
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