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2012.02.03
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2012.02.03
「好きなタイプはユーモアがあって面白い人」という女性って多いですよね。最近はお笑い芸人さんもとてもモテる時代ですが、なぜ女性の中で「面白い人」は常に人気なのでしょう? この疑問について調べていたら、こんな気になる研究データを発見。
カナダのウェスタンオンタリオ大学の教授らは、男女で「ユーモア」に対する意識がどう異なるのかを調べるため、インターネットの恋人募集サイトを使って266名の男女を募集。男女の割合は半々、21~35歳のカナダ人が研究の対象として集まりました。
教授らは、集まった対象者に「どれくらい自分が面白い人だとアピールしているか」「面白く振る舞おうとしているか」「パートナーにユーモアのセンスを求めるか」などを質問したそう。すると、男性は「自分にはユーモアのセンスがあり、恋人を笑わせることができる」と思う傾向が強く、女性は男性よりも「交際相手にユーモアのセンスがあること」を求める傾向があるとの結果に。どちらもユーモアを重視している点では同じですが、さらに興味深いのは、男性は「自分が恋人から『面白い人』だと思われることは望むものの、恋人そのものに面白さは求めていない」と分析されたことでした。
この研究で分かる通り、「面白い人」は、女性が男性を恋人候補として見るときにこそ効力を発揮するようですね。…でもどうして面白さがそこまで求められるのかは、やっぱり謎。そこで、面白い人がモテる理由として有力だと思われる諸説をご紹介します!
「笑い」の効力は医学的にも証明されていて、ストレスホルモンであるコルチゾールを下げたり、がん細胞を壊すナチュラルキラーの数を増加させるという研究報告も出ているそう。また、コメディ映画を見ると血管が拡張し、心臓病のリスクも低下されるというから驚きです。女性は、笑わせて健康にしてくれる男性を本能的に求めているのかも!
面白いといっても、単なるギャグの連発ではNG。言葉のチョイスが絶妙だったり、ウィットに富んだ切り返しができる人こそが、最近の女性が思う「面白い人」の基準になっている気がします。こうしたスマートな会話は、頭の回転が早く知識が備わっていないとできないもの。「トークの面白い男性」=「賢い男性」とは話も弾み、恋愛に発展しやすいみたい!
お笑い芸人さんに多いのが、テレビではお喋りなのにプライベートでは真面目で寡黙な人。深く考え事をしたり、政治や社会問題に感心があったり…と、普段のおちゃらけた表情からは想像できない一面を見て、ギャップに惹かれてしまう人も多いのではないでしょうか。また、「チャラチャラしていて遊んでそうなのに、実はマメ」というギャップも好印象に働くよう。ロンドンブーツ1号2号の淳さんやオリエンタルラジオの藤森さんがモテる理由が、なんとなく分かりますよね。
このように、面白い人が女性にモテる理由には様々な見解がある様子。ところで、これほど面白い人の需要があるとなると、男性としてはぜひとも自分の面白さを女性にアピールしておきたいところでは(笑)? そんなときは以下の女性の意見をぜひ参考にしてみてください。
「面白さはバランス感覚が大事! 声を張り上げたり大げさなリアクションで笑わせることだけが面白いんじゃなく、時には聞き役になるのもポイント。ツッコミ役にまわって、周囲のボケ役の人から笑いを引き出すのもイイと思う」(23歳/幼稚園教諭)
「毒舌キャラが面白いときもあるけど、行き過ぎるとただの悪口に! 毒を吐くなら人を不快にさせない程度にしておいてほしいかな」(20歳/大学生)
「自分の話にオチをつけるのはよくても、こっちの話にまでオチを求められると正直困っちゃいます。笑いのハードルが高すぎるとプレッシャーに…」(25歳/旅行代理店)
些細なことですが、女性の求める「面白さ」を履き違えないよう、意識してみるのも大事かも。また、日頃から話題のスポットに出かけたり、特定の友人以外とも遊んでみるなど、話のネタが広がるような行動をとるのもオススメです。そしてときには読書や映画鑑賞など1人の時間も大事にしてみると、会話の引き出しの多い、ユーモアのある人になれるかもしれませんよ!?
(池田香織/verb)
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