ヒトメボ

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約4分

 意を決して女性をデートに誘っても、断られてしまうことがあるもの。そんなとき、こちらを気遣ってやんわりと断ってくれるケースもありますが、なかには「いっそストレートに言ってくれたほうがよかった…」と思ってしまう断り方もあるようです。ヒトメボの男性読者に、そんな「傷ついた女子の断り文句」について聞いてみました。

「4ヶ月先まで空いてない」

「合コンで出会った子をデートに誘ったところ、『今月は空いてなくて』と言われた。そこで諦めればよかったのに、つい『来月でもいいよ』と言ってしまった自分。すると、『ごめん、実は4ヶ月先まで空いてないんだ! 悪夢!』と返ってきた。相手の強い意志を感じて撤退した」(東京・30歳)

 悪夢を見たのは、この男性のほうだったかもしれません。「じゃあ5ヶ月後のいつにする?」なんて言ったらどうなっていたのでしょうか。

「書類作成で忙しい」

「2人で初めてデートした帰り道、次の約束を取り付けようと誘ったが、『ごめん、仕事が忙しくてね…』と否定的な返答が来た。しばらく黙っていると、相手ももう少し具体的に理由を言うべきと思ったのか、『今ちょうど大変な時期なんだよね、書類作成とか』と言われた。『書類作成』という言葉がどうもリアルに聞こえなくて、落ち込んでしまった」(長野・30歳)

 「書類作成」という言葉がしっくり来なかったんでしょうかね…。もっとイレギュラーな業務を挙げられれば、男性の傷も浅くて済んだのかもしれません。

「番号は言ってくれれば暗記する」

「婚活パーティーで話した子に『LINE教えて』と言ったら、『ケータイはバッグの中だから…』と渋っていた。その口ぶりから諦めようとしたら、相手も気を遣って『あ、でも番号言ってくれれば暗記するから!』と言われた。実際伝えると、2度ほど口に出して『覚えた!』とひと言。そんな気遣いいらないのに…。もちろんその後、彼女から連絡はありませんでした」(東京・28歳)

 その後本当に連絡が来たなら、ドラマみたいなエピソードですが…。暗記という新たな番号交換のスタイルは確立されなかったようです。

「携帯が壊れちゃってメールが見れなかった」

「一度デートした子を次に誘ったのだが音信不通。『ダメだった』と思い諦めたが、1ヶ月後に『ごめーん、ケータイが壊れちゃってメール見れなかった!』と返信が来た。起死回生と思いもう一度誘うと、またも音信不通で今まで連絡なし。もしかすると1ヶ月後の連絡は気遣いだったのかも。でも、どうせその後も返信がないなら、連絡はいらなかった」(愛知・29歳)

 1ヶ月後でも突然メールが来たら、ちょっとうれしいですもんね。単純に2度落ち込むことになってしまったようです。

 

「従兄弟が来たからまた今度」

「高校を卒業した頃、ある女の子とメールをしていて、『今から会いたい』と言ってみた。それまで女の子も『今日はヒマ』と言っていたので、チャンスがあると思った。しかし、相手の子はそんなつもりじゃなかったらしく、『今日? 今日は…あ、ごめん! 従兄弟が来たからまた今度』と返信してきた。急に現れた従兄弟の存在に悲しくなった」(栃木・27歳)

 もしかすると本当に従兄弟が来たのかもしれませんが…。とはいえ、なんとなく傷ついてしまう気持ちは分かります。まだ高校卒業したばかりの話ですしね。

 

「見たいテレビがあるから」

「大学生の夏休み、同じサークルの子を遊びに誘った。サークルのない2日のうち、どちらか空いてるのか聞いてみると、『1日目は妹と遊ぶ』と言われて敗退。あきらめずに2日目の予定も聞くと『うーん、見たいテレビがあるから』と言われた。テレビに負けたことにショックを受けたし、その後サークルで会うのもなんだか気まずかった」(静岡・26歳)

 幼い妹の世話をする良い子、たまのテレビを楽しみにする良い子……ということにしておきましょう。

 気遣いが逆効果になっている断り文句は、誘う側の「粘りすぎ」がもたらすこともあるようです。一度断られたら理由などは細かく聞かず、さっと引き下がる。それこそが、余計な傷を負わないポイントなのかもしれません。なかなか難しいんですけどね。

(有井太郎+プレスラボ)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

有井太郎+プレスラボ

あわせて読みたい