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2015.10.14
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2015.10.14
特定の衣服をまとった異性にそそられる「〇〇フェチ」のような部分って、誰でも少なからず持っているもの。とりわけ男性が好む服装は看護師やセーラー服などのコスプレチックなものから、着物やパンツスーツのように露出度の低い服装まで、本当にバラエティに富んでいますよね。
今回は、筆者の独断で一番フェチ度が高いと思われる「喪服」にフォーカス! 喪服姿の女性にひかれる男性の心理とは?
「喪服姿の女性を見れば、誰かが亡くなって悲しんでいる状態だと想像できます。多くの男性には、女性を守ろうとする性質があり、守ること、頼られることで自分の存在意義を確認するもの。つまり男性は、喪服から女性の『弱ったオーラ』を感じ取って、『守りたい』という欲求を感じるのです。守りたい欲求が強い=男らしい性格の男性のほうが、喪服に魅力を感じやすいとも言えるでしょう」
こう答えてくれたのは、心理コーディネーターの織田隼人さん。喪服そのものというよりは、喪服が発する「弱ったオーラ」がポイントだったんですね。でも、守りたいという欲求だけでそそられるなんて、ちょっと感情が飛躍し過ぎなのでは…?
「おっしゃるとおり、喪服にはさらに『背徳感』という大きなポイントがあります。悲しんでいる人をいやらしいで見るのは、本来いけないことですよね。人は、背徳感を覚える『いけないこと』をすることで、感情が大きく揺さぶられ、興奮します。この興奮が恋愛感情や肉体的な欲望を後押しして、『喪服フェチ』が完成するという仕組みなんです。
ちなみに、アダルトビデオをタイトル検索してみると、『喪服』はフェチカテゴリの中でかなりの本数を占める王道ジャンルだということがわかります。お話したフェチの仕組みを知らない男性も、アダルトビデオを見て喪服の背徳的な魅力にハマってしまい、『パブロフの犬』的に性欲をかき立てられる場合もあるでしょう」(同)
なるほど、「こんなときに女として見るのは不謹慎だ」という罪悪感が、男心を高揚させるモト。さらに、喪服を使って意図的に「いけないシチュエーション」を作り上げたアダルトビデオの影響で、「喪服=性欲をかきたてるもの」と認識してしまう場合もあるんですね。となると、男性に何が刺さるかはアダルトビデオに学べってこと? なんだか間違った方向に行きそうで自分が心配…。
(小倉杏)初出 2013/9/21
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