ヒトメボ

帽子スタイリスト

青山直樹

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読了時間:約3分

 寒さが厳しくなり、ファッションも冬仕様に! 防寒をかねて『帽子』を活用する人も多いのでは? でも、なかなか帽子選びって難しいですよね。オシャレに見せるためにも、自分にピッタリの似合う帽子の見つけ方を知りたい! そこで、帽子スタイリストの青山直樹さんにお話を聞きました。

「帽子の似合う・似合わないは、丸顔、面長など、顔のカタチによって違ってきます。顔の特徴を強調してしまうような帽子をかぶっていると、『似合わない』という印象になりやすいんです。逆に、顔のカタチを上手く目立たせない帽子をかぶると、顔に馴染んで『似合う』という印象になるんですよ」(青山さん)

 「似合わない」と思っていた帽子は、自分の顔のカタチに合っていないものだったんですね。ということで、顔のカタチ別に似合う帽子を教えてもらいました!

【面長】

ハンチング/薄手のニット帽/ベレー帽など

「顔の縦幅が長く、アゴが細長い『面長』の人は、高さのある帽子をかぶると、余計に顔の長さが強調されてしまいます。そのため、高さがないハンチングや薄手のニット帽、ベレー帽がオススメですね。また、ツバが広いハットなど、横のラインが強調されている帽子もまた、面長が目立たなくなりますよ。ただ、ハットをかぶるときに、ツバを上にめくると顔の長さが目立ってしまうので、ご注意を。どの帽子も、できるだけ高さが出ないようにぴったりと深めにかぶるのがよいですね」(同)

【丸顔】

高さのあるハット/上に尖ったニット帽/キャスケットなど

「顔の縦の長さに比べて横幅が広く、アゴが丸みを帯びている『丸顔』の人は、縦方向にボリュームがある帽子を選ぶのがポイントです。高さのあるハットや上に尖ったニット帽、キャップ型でボリュームのある『キャスケット』がそうですね。高さのある帽子は、見ている人の目線が縦に動くので、横に広い丸顔が目立たなくなるんです。一方、丸顔の人に似合いにくいのが、『ハンチング』。ハンチングは高さがなく、帽子が顔に張り付いたように見えて、丸顔を強調させてしまうんです。また丸顔の人は、どの帽子も浅くかぶったほうが似合って見えますよ」(同)

【四角形(顔が大きい)】

厚手のニット帽/キャスケット

「エラが張っているなど顔が大きく見えるのが気になる人は、引き締め効果のある黒や紺などダーク系の色の帽子がよいですね。帽子の種類としては、厚手のニット帽やキャスケットなどボリュームのあるものを選んで、帽子に目線が行くようにすれば、顔の大きさを隠すことができます。また、ツバが下に下がっているハットも、小顔効果があるのでオススメです」(同)

 ちなみに、卵形やアゴがシャープな逆三角形の顔は、どんな帽子も似合う万能型らしい!

「このように顔のカタチによって似合う帽子は違いますが、自分が『似合う』と思える帽子を見つけるには、いろいろな形の帽子を試してみたほうがよいですね。顔のカタチに合う帽子だったとしても、あまりかぶったことがない帽子だと、見慣れないがゆえに違和感を覚えて『似合わないのかも』と思ってしまうこともありますからね」(同)

 なるほど、『かぶり慣れる』ということも重要なんですね。自分の顔のカタチをカバーしてくれて、オシャレにもなる帽子。似合う帽子を見つけて、冬のファッションを楽しみましょう!

(岡本温子/short cut)
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ライター

岡本温子

short cut

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