0
0.0(0人が評価)
2018.09.20
0
0.0(0人が評価)
2018.09.20
1980年代初頭より、末長く人気を博しているルービックキューブ。誰しも一度は手にとったことがあるはずですが、6面完成できずに放り出してしまった人は少なくないはず。どこでつまずきがちなのでしょう……。ルービックキューブで挫折したポイントについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「1面は揃えられたけれど、側面の色が揃えられずに辞めてしまった。側面まで綺麗に揃わないと1面だけ揃えても意味ないですよね?」(福島県・45歳男性)
揃った1面を生かして、側面を揃えることができます。1面を揃える→側面のひとつを揃える→もうひとつの側面を揃える→……という手順で1面とその側面を完成させることができます。とはいえ、回しているうちにキューブがばらばらになって、元の状態がわからなくなることも。何をどう回したのかをしっかり把握しておくことが必要そうです。
「小さいころ遊んでいたことがある。姉に教えてもらいながらなんとか2面はそろえることができたが、そろった面が崩れるのが嫌で、そこから手が付けられなくなった。姉以外には教えてくれる人もいなかったので、そこで挫折してしまった」(東京都・45歳女性)
基本的なそろえ方が書いてあるミニブックを見て、1面をそろえられるようになると、2面、3面と目標が上がっていきます。しかし、2面以上そろえるには、1面そろった状態を維持しながら他の色をそろえるテクニックが必要になります。マスターできずに、ここで投げてしまった人も多いようです。
「2〜3面そろえるまではできたけど、結局その先のレベルには到達できなかった。いつまでやっても上達しないので、モチベーションが続かなかった」(東京都・45歳男性)
「買ってすぐは熱中したけど、飽きるのも早かった。結局6面そろえることはできなかったし、面倒くさくなってやめてしまった」(神奈川県・46歳男性)
今ではネットでルービックキューブの攻略法を簡単に探すことができますが、流行していた当時はすでに完成させた人に教えてもらったり、ミニブックなどで研究するしかありませんでした。行き詰ってしまうと一人で完成させることは難しく、モチベーションを維持できずに飽きてしまったという人が多いようです。
「どうしても6面そろった状態に戻したくて、ばらばらに分解してみた。その後、自分で元のように組み立てられなくて親に怒られた」(東京都・43歳男性)
「友達に『ルービックキューブは意外と簡単に分解できる』と聞いて、分解してみた。組み立てると各パーツの立て付けが緩くなった。パーツが取れやすくなって、そのままやめてしまった」(京都府・45歳男性)
ルービックキューブの構造は単純で、特別な道具がなくても分解・組み立てができます。6面全ての色がそろった状態に戻すため、分解したという人もいましたね。小学校高学年くらいなら組み立てられたはずですが、小さい子どもには難しかったかもしれません。一人で元に戻せず、そのままやめてしまったという苦い経験を持つ人もいるのでは?
ルービックキューブは現在も販売されており、定期的に大会も開かれています。アジア大会、世界大会といった規模の大きいものもあり、いまだに世界中で楽しまれているのですから驚きですね。ネット上には数多くの攻略サイトがありますので、子どものころ挫折してしまった人も、再挑戦してはいかがでしょうか。もしかしたら、今なら6面そろえられるかもしれませんよ。
(藤野晶@dcp)
0comments