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2018.09.13
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2018.09.13
話しかけるだけでいろいろなことに応えてくれるスマートスピーカー。しかし、せっかく買ってはみたものの、いまいちまだ使いこなすには至っていない……という人もいるようです。スマートスピーカーを上手く使いこなせていない理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「話しかけるたびに『アレクサ!』と名前を呼ぶのが恥ずかしくて……(笑)。友人の前だと、特に恥ずかしいです」(長崎/29歳男性)
スマートスピーカーの特徴として、なにか話しかけるときは必ず最初に名前を呼ばなければなりません。機械に話しかけている不思議な光景を見られるのは、やっぱり少し照れくさいものですね。
「ピカチュウを呼んで会話ができる機能にハマって、ひとりのときによく喋っていましたが、途中でうちは壁が薄くて隣の住人に声が丸聞こえだということに気づいてやめました……」(神奈川/27歳女性)
たしかに、隣人がある日突然ピカチュウと話し始めたら、『隣の人大丈夫かな……?』と心配してしまうかもしれません(笑)。普通の会話も聞こえるほど壁が薄い場合は、騒音も気になりますし、残念ながらスマートスピーカーの利用には向いていないようです。
「家に帰るとスマートスピーカーに『ただいま!』といって電気をつけてもらっていたのですが、ふとした瞬間に実家にいた頃を思い出し、寂しさが込み上げて悲しくなってからは言いづらくなりました」(東京/32歳男性)
ひとり暮らしだとなかなか言う機会がなくなる『ただいま』。久しぶりに声に出すと、家族で暮らしていた頃の記憶が蘇って悲しくなることもあるようですが、いっそスマートスピーカーのことを家族だと思うという手もあります。
「AIが理解しやすいようにいちいち標準語かつ短文でしゃべるのが面倒で……。アイコンタクトで全て察してくれるようになればいいのにと技術の進歩を願っています(笑)」(青森/34歳女性)
「友だちに話す感じでスマートスピーカーに質問をしたら、『すみません、わかりません』とそっけなく返されて、めちゃくちゃ恥ずかしくなりました……」(新潟/29歳男性)
AIが理解してくれるように言葉を並べるのは、意外に難しいんですよね。一度AIの文法に慣れてしまえば、楽に使いこなせるようになるのですが……。
「おはようと語りかけると今日のニュースを教えてくれるのですが、興味のないジャンルだったり、話してくれるスピードが遅く感じてしまったりすることが多いので。結局、手元のスマホで検索してしまいます」(富山/31歳男性)
普段慣れ親しんだスマホでの操作のほうが、やっぱり便利に感じてしまうようです。手がふさがっているときは便利なのですが、音声入力の文化に慣れるには、時間がかかるのかもしれません……。
スマートスピーカーにはまだまだ使いづらい点もありますが、うまく使いこなせば便利な場面も増えてきています。スマートフォンがいつの間にか当たり前のように普及したように、今後ますますAIは社会に浸透していくでしょうから、今のうちに慣れておくのも良いかもしれませんね。みなさんはスマートスピーカーとどんな風に付き合っていますか?
(倉内ソタロー/ヒャクマンボルト)
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