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2018.06.24
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2018.06.24
GPSや地図アプリの普及で、初めて行く場所であっても目的地に辿り着くことは昔よりも随分と容易になりました。とはいえ、科学技術が向上したからといって、方向音痴が改善するわけではありません。認めたくないけど自分って方向音痴だな……と思う瞬間について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「僕も含め、方向音痴の人って東西南北の感覚が薄いことが多いですよね。北側を表現するのに『地図の上側!』と言って白い目をされます……」(広島・25歳男性)
東西南北を上下左右で表現してしまう方向音痴の人は多いのでは? しかし、上下左右は相対的な位置関係なので、向かっている方向が変わったときに混乱する原因になることも……。
「大きなお店のトイレって、入り組んだ廊下の奥の方にあったりするじゃないですか。入るまでは案内板があるから大丈夫なんですが、出るときは案内板もないし、そもそも入ったときと方向が逆になるしでまず迷子になります。気づいたら関係者以外立ち入り禁止の扉の前に立っていたりして、ものすごく焦ります……」(栃木・22歳女性)
ショッピングモールなどのトイレは、わかりづらい場所や長い廊下の奥にあることが多いですよね。どっちから来たんだっけ? となってしまいがちです。
「地図は読めるのに、読めてもそれを現実の世界の状況と一致させることができません。地図上では存在する道路やランドマークが、現実では削除されていることって多くないですか?」(石川・27歳男性)
それは地図が読めていないということなのでは……? と心配になりますが、地図の更新が道路や建物の建設に間に合っていないのかもしれないですしね……?
「読めない地図と睨み合ってもどうにもならないことは経験上わかっているので、交番があれば警察官に道を聞くのですが、その説明すら覚えられません。記憶力はそこまで悪くないはずなのに、道順だと思うと脳が勝手に覚えることを拒絶してしまいます」(埼玉・30歳女性)
「どうしても目的地までの行き方がわからないとき、人に尋ねることがありますが、道順が複雑すぎると説明の途中で混乱してわからなくなります。でも、貴重な時間を割いて教えてくれているなか、こちらの理解力不足で何度も聞き返すのは失礼な気がして、大体の方向がわかったら行き方をきちんと覚えられていなくても『わかりました! ありがとうございます!』と言ってしまいます……」(山口・32歳女性)
地図を読むことを諦めて人に尋ねるものの、やっぱりわからない……。もうお手上げです。
「GPS機能を利用した地図アプリの精度が日々向上していることに、感謝しかないです。昔はGPSで現在地を調べても、道路一本分ズレていたりしていましたよね。でも、最近はほぼぴったり現在地を教えてくれますし、自分が進んでいる方向まで示してくれるので、スマホなしでは出かけることができなくなりました」(京都・33歳女性)
「初めて行く場所では、常に地図アプリのナビゲーション機能を起動しています。『駅の周辺地図を見れば、目的地までの行き方なんて覚えられる』という友人の発言がまったく理解できません……」(東京・21歳女性)
方向音痴ではない人がスマホも見ずにすたすた目的地へと向かって行くのが不思議でならない、という意見も。
「観光客に道を聞かれると、たとえ目的地が自分の生活圏でもパニックになります。上手く言葉で説明できる気がしないし、そもそも、改めて聞かれると自分の会社までの道順すら正しく思い出す自信がないです……」(東京・26歳女性)
何度も通っている場所なら行き方は身体に染み付いていますが、「普段いくつ目の信号で曲がっているんだっけ……?」と改めて考え出すと、もう何にも自信が持てなくなります。
目的地と逆方向に進んでしまうのは、決してわざとではないんだけど……。とやるせない気持ちになったことのある方向音痴な人、みなさんのなかにもいるのでは? できることなら、地図アプリを頭にインストールしたいものですね……。
(ヒトメボ編集部)
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