ヒトメボ

日本チョコレート・ココア協会

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3月14日はホワイトデー。〝ホワイト〟だけに、見た目が可愛らしいホワイトチョコを用意する人もいるようですが、一方で「味が苦手」という声も……。好き嫌いが別れるホワイトチョコについて、苦手派のヒトメボ読者にその理由を聞いてみました。

ミルク臭い

「食べたときにミルク臭いのが気になる。もともと牛乳が苦手なのでほかの人よりニオイに敏感なのかも」(愛知・23歳女性)

茶色いミルクチョコにも乳製品は含まれますが、見た目が白いとより多く入ってそうな気も。実際はどうなのでしょう?

甘ったるい

「ホワイトチョコは普通のチョコより甘ったるく感じる。小さい頃、エリーゼも茶色いほうばっか食べてた」(東京・30歳男性)

そんな声が多いのか、チョコレートだけの「ショコラエリーゼ」とホワイトチョコだけの「ショコラエリーゼホワイト」もあるようです。ホワイトと茶色が両方入ってないとエリーゼじゃない気もしますが……。

口溶けが苦手

「喉が焼けるような甘さと、口の中がザラザラする感じがずっと残るのが苦手。モノによるのかもしれませんが……」(東京・37歳女性)

一度に数個口にしたときは、喉に若干のひりつきを覚えますよね。溶けきれずに残ったシチューのルウの塊がずっと口の中にあるような感じ?

固形は無理!

「ラングドシャに挟んであったり、何かにかかってる程度なら食べられるけど、板チョコや粒チョコは甘過ぎて無理!」(北海道・27歳女性)

ラングドシャ×ホワイトチョコやホワイトチョコでコーティングした苺など、出身地の名物だけは特別?(笑) 味そのものが苦手というより、甘さのバランスが重要なのかもしれませんね。

原料がよくわからない

「チョコレートなのになぜ白いのか。原料がよくわからないから食べず嫌いのままでいる」(千葉・40歳男性)

ストロベリーチョコは苺だからピンク、チョコミントはミントだから緑。ホワイトチョコは……? その正体次第では、ホワイトチョコデビューする日も近いかも?

苦手の理由を列挙してみると、単純に個人的な味の好みとは言えないような……。日本チョコレート・ココア協会の原田英明さんに、「苦手!」の原因をお聞きしました。

「チョコレートは通常、カカオマス、ココアバター、砂糖、ミルクの4つの主な原料からできていて、カカオマスを使用することで、色が茶色くなったり、チョコレート特有の風味を良くしたり、苦みを加えたりしています。一方、ホワイトチョコレートにはカカオマスが入っておらず、ココアバターが主原料。そこにミルク、砂糖などを加えて作っています。ココアバターはカカオ豆に含まれている淡黄色の植物性油脂、つまり〝脂〟なので固まると白っぽくなります。こうした主原料の違いによって、甘さやミルクの風味がより際立って『甘ったるい』『ミルク臭い』と感じる方がいるのだと思います」

ホワイトチョコの白色には、主原料の〝ココアバター〟が関係しているのですね。今回は苦手派のコメントをご紹介しましたが、逆にあの濃厚な甘さやミルク感が好きな人にはたまらないのかもしれません。ホワイトチョコをギフトに選ぶ際は、相手の好みを事前にリサーチしておくことを忘れずに!

(4番キャッチャーさかい)
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4番キャッチャーさかい

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