ヒトメボ

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 新生活への希望に胸が膨らむ一人暮らし。新しい出会いを期待してしまうのも人情というものです。引越し先のお隣さんが異性で、あれやこれやの交流があったりしないものか……と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。そこで、「お隣さんとこんな交流があったらいいのに…と妄想したこと」をヒトメボ読者に聞いてみました。

巨乳のお姉さんが肉じゃがを持ってくる

「隣の部屋のベランダが見えるんだけど、なんかの植物でいつもいっぱいになっている。きっときれいで家庭的でおっとりしているんだけど巨乳のお姉さんが住んでいるんだろうと。そしてそのお姉さんが『作りすぎたので…』と差し入れを持ってきてくれるのを妄想していた。差し入れはもちろん肉じゃが。シチューでも可、でした」(東京・32歳男性)

 メニューまで決めているあたり、並々ならぬこだわりを感じます。「おっとりした巨乳」というのは男性の妄想の鉄板なのでしょうか。

女子大生が「怖いから部屋を見てほしい」と訪ねてくる

「住み始めてからわかったんだけど、自分の部屋はあり得ないところから変な物音がしたり、電気が勝手についたり消えたりする。(ここから妄想→)これが自分の部屋だけじゃなくてアパート全体で起こっていて、隣の女子大生が『こわいから部屋を見てほしい』なんて言ってきたりしないかな、と。上手くいけば『今夜はここに泊まっていいですか?』なんて!」(神奈川・24歳男性)

 妄想の内容は楽しそうですが、怪しげな現象の問題はまったく解決していません。ハッピーな彼の無事を引き続き祈りましょう。

顔を合わせるうちに仲良くなる

「週1回の確率で顔を合わせていたお隣さん(フツメン)。おはようございます、と挨拶するだけだったけど、段々彼がイケメンに見えてきた。せめて駅まで一緒に話しながら歩きたい、と思うようになったけど、そんなささやかな願いも叶わないうちにお隣さんは引っ越していった」(東京・27歳女性)

 実際、「お隣さんが恋愛対象になる異性」の確率ってどのくらいなのでしょうか。恋は実りませんでしたが、こんな淡い思い出もちょっとしたドラマのようで素敵ですね。

イケメンが回覧板を持ってくる

「イケメンが回覧板を持ってきて、『最近痴漢が出るみたいだから気をつけてくださいね。遅くなった日は駅から一緒に帰りましょうか?』と言ってくる妄想を散々したことがある。でも結局隣にどんな人が住んでいたか知らないし、そもそも回覧板なんか存在しなかった」(東京・30歳女性)

 さすがはイケメン、妄想の中では痴漢も撃退してくれるようです。地域のつながりが薄くなってきている都市部では、もう回覧板も古いものになりつつあるのでしょうか。

ぼっちな自分を「一緒に飲みませんか」と誘いにくる

「上京して友達がたくさんできるかと期待。実際は学校とバイトと家の往復で無味乾燥な日々。隣の部屋からはよく男女混合の若者たちの宅飲みの楽しい声が聞こえてきたので、酒の勢いで『一緒に飲みませんか』と誘いにきてくれないかと。いつ来られてもいいように、髪を整えたりはしてた」(東京・26歳男性)

 一人、訪れるかもしれない来客を待って身だしなみを整える。いじらしいですね。

傘を借りたのをきっかけに付き合う

「隣に住む男性から、傘を借りたことあります! 最寄り駅で、雨が降ってきたからどうしようかと思っていたら、顔見知りのお隣さんとたまたま会って傘を貸してくれて。その後恋愛に発展してしまうのかー!と期待したけど、いまいち気分が盛り上がらず、それ以上の交流はナシ」(千葉・23歳女性)

 これは数あるお隣さんエピソードの中でも、かなり進んだものといっていいでしょう。ちょっとした交流はあっても、その後に発展するにはまた別の高いハードルをクリアしなくてはなりません。

彼氏っぽい人がストーカー化し、助けを求められる

「隣に住んでいる人の彼氏っぽい人が、隣の玄関前で待っているのに何度か出くわしたことがある。『あの男の人がストーカー化して、お隣さんが自分に助けを求めにこないかな……』と願ったけど、その男性もただ彼女の帰りを待っていただけみたいで、その後仲良さそうに歩いているのを何度も見かけた」(東京・29歳男性)

 できれば幸せでいて欲しいものですが、元カレがストーカー化するケースも決してなくはないので、出会いのパターンとしてはありえるかもしれませんね。

 みなさん、なかなか想像力がたくましいようで…。とはいえ、本当にお隣さんと楽しい展開になったりしたら、毎日が相当バラ色になりますよね! 仲がこじれたりしたあとは、一転住みにくいですけど……。

(藤井弘美+プレスラボ)
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ライター

藤井弘美+プレスラボ

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