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2016.01.04
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2016.01.04
「言い間違い」は、誰しも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。特に独特な言葉が多く、相手によって使い分けも必要なビジネスの場では、ついつい間違えてしまうことも多そうなもの……。そこで今回は、ヒトメボ読者に「ビジネスで間違えて使ってしまった言葉」を聞いてみました。
「長話を延々と聞かされる…などの『延々』を、『永遠』と勘違いしていたことがあった。会話に出てくるときも『えいえん』と発音している人が結構いる」(埼玉・28歳女性)
「取引先の新入社員から届いたメールの中に『的を得た発言』と書かれていて苦笑した」(東京・32歳男性)
正しくは「的を射(い)る」ですよね。意味を確認しないまま使ってしまうとイタタ……な展開になってしまうことも。
「新入社員の男の子。やる気があるのは良いのだけれど、何かを教えるたびに『なるほど』『そうですね』と相槌を打つのがとても気になった」(東京・30歳女性)
「残業している後輩より先に上がるときに、後輩から『ご苦労様です!』と元気良く言われて複雑な気持ちになった。目上の人には『お疲れ様です』と言いましょう」(大阪・34歳女性)
学生のときには見過ごされがちな言葉も、年上と接することの多い社会人となると……。この失敗から学んで、一人前の社会人になってほしいものですね。
「上司からメールで送られてきたデータを確認して『拝見いたしました』と返信したら、『正しくは“拝見しました”だよ』とオフィス内に響き渡る声で注意されて恥ずかしかった」(愛知・27歳男性)
「お客様からのメールに同意の意味で『了解しました』と使っていて、上司にめちゃめちゃに怒られた」(京都・24歳女性)
返事を急いでいるときなどは、ついついミスしてしまいがちですよね……。「承知しました」「かしこまりました」と返すのが無難です。
「汚名返上? 汚名挽回? いつもわからなくなってしまって、少し考えてから『汚名を挽回してどうする!』と自分に突っ込みを入れる」(大阪・28歳女性)
「『情けは人のためならず』という言葉が『人に情けをかけると結局その人のためにならない』なのか『人に情けをかけると結局自分のためになる』なのかわからなくなってしまう」(新潟・29歳男性)
どこかで間違いだと知った言葉だけど、どっちが正しいんだっけ……と混乱して、藁をもすがる思いで辞書を引くこと、よくあり……「藁にもすがる」? 混乱します……。
「社長と食事をすることになって、高級そうなお店に連れて行ってもらったときに『こんなお店、私には敷居が高いです!』と言ったら、上司に『え?お前何かしたの?』と言われて意味がわからなかった。後から調べてビックリ」(東京・25歳女性)
「プレゼンのときに後輩が『さわりだけ説明します』と言って、資料の冒頭だけを読み上げた。そこじゃないよ!」(三重・33歳男性)
上司に「さわりだけ説明して!」とでも言われて、間違った解釈をしたのでしょうか……。「敷居が高い」という言葉は「高級・上品過ぎて、入りにくい」という意味で使う人が増えているみたいですね。
間違ってるの……? と驚いた言葉もあるのではないでしょうか。それにしても、日本語って難しいですね。さて、そろそろ「潮時」……。今、これを「引き際」「そろそろ撤退しないとマズいことになる……」という意味で読んでしまった方は、一度辞書を引いてみることをおすすめします。
(魚青子/Concent)
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