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2015.09.12
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何かと理想通りにはいかないのが結婚。思い描いていた人とは全く違うタイプの人と結婚をした、という人も多いのではないでしょうか。それはそれで結構うまくいったりするんですよね。とはいえ、「これだけは妥協しなければ良かった」と思うポイントもあるはず。赤裸々な意見を、既婚者の方々に聞きました。
「専業主婦だけど掃除が苦手な妻。僕の仕事が激務で夜遅く帰宅するも、散らかり放題の家で全くくつろげない。休日は家の片づけと掃除で終わってしまいます」(東京・32歳男性)
「交際中から料理が嫌いなのは知っていたが、結婚後も妻に一度もご飯を作ってもらったことがありません。お互いに別々で外食が増え、一緒に食事をすることもなくなり、結婚3年目にして夫婦の危機……」(埼玉・36歳男性)
家事能力に対する不満は、男性からの意見が多く見られました。
「旦那がとても淡泊な人で、結婚前からセックスレス。結婚して4年ですが、体を重ねた回数は5回ほど。そろそろ出産したいのに、子作りの壁にぶち当たっています」(東京・32歳女性)
「嫁側からの拒否でセックスレス。他の部分に大きな不満はないけれど、日々浮気の欲求と戦っている。自分がいつか不倫に走ってしまいそう」(東京・29歳男性)
センシティブな問題だけに表ざたにならないことがほとんどですが、夫婦間の体の相性で悩んでいる人は多いのかも。
「結婚前からわかってはいたけれど、亭主関白が結婚したらエスカレート。モラハラ夫に変貌してしまいました。私の意見は聞いてもらえず、夫の顔色を伺う辛い日々。毎日が窮屈で、離婚を考えています」(千葉・34歳女性)
「仕事をすぐに変えたり、ペットを簡単に手放したり、彼女の責任感のなさは気になっていたけれど好きだったので結婚。子どもが生まれてからも、子育てに責任感を持っていないように見える嫁に愛情がなくなりました」(東京・38歳男性)
相手の性格を変えることほど難しいことはありません。勢いで結婚するのも良いけれど、最低限の価値観の共有や性格の確認は必要です。
「結婚まで実家で裕福な生活を送っていたお嬢様育ちの嫁は、一生専業主婦を希望。僕の収入はサラリーマンの平均以上ですが、『稼ぎが悪い』『一生こんな生活は嫌』などたくさん言われて肩身が狭いです」(東京・35歳男性)
「旦那の金銭感覚についていけません。収入に見合わないブランド品や車を買ったり、パチンコで浪費してしまう。お金のことでのけんかが絶えません」(神奈川・30歳女性)
お金のことで気を揉むと、だんだんと心が荒んでくるもの。金銭感覚や管理については、結婚前に話し合っておくべきなのかも。
どんなカップルでも価値観の違いはあるものですが、結婚生活の弊害になる決定的な相違は結婚前に見極めておきたいもの。結婚を決める前に自分を見つめて、「譲れない価値観」は明確にしておくことも大切なのかもしれません。
(桜まゆみ+プレスラボ)初出 2014/7/25
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