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2016.03.05
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2016.03.05
恋人や気になる異性からのかまってほしいアピール。うっかり見落としたりしないよう、できるだけ的確に察知して側にいてあげたいものですよね。そこで、心理カウンセラーの清水おりえさんにお話を伺いました。まず、どんなときにアピールしてくるものなのでしょうか?
「クリスマスやバレンタインなどのイベント前ではないにも関わらず、周りの友人が“予定アリ”でイキイキしているとき。心配事があるときや失敗などをして気持ち的に落ち込んでいるとき。自分だけ飲み会や合コンに誘われないなどのとき。このような状況のときに、恋人や自分にとって身近な異性に寂しいアピールをします」(清水さん)
たしかにそんなときは側にいてくれるだけでもポイントアップかも。これって、どんな言動から見分けたらいいですか?
「例えば電話やメールとかで『今なにしてた?』、『今日は忙しいの?』などの質問をすることが多いですね。これは自分のために時間を割いてほしいことを示すアプローチ。このときに『空いてるよ、ご飯でも食べようか』などカジュアルに、“今自分もちょうど会って話したいと思っていた”というメッセージを示すと相手は安心します。また、『最近なにか面白いことあった?』など尋ねるときは、自分に最近あまり楽しいことがないこと示すサイン。こういうときは、上手く相手の話を引き出して、愚痴を目いっぱい聞いてあげましょう。このときに心がけてほしいのが、相手のちょっとした心のスキマをさりげなく満たしてあげること。そして、いつもこのサインが分かる範囲に自分と相手の距離感を保っていることが重要です」(同)
うっかり「忙しいよ」「面白いことあったよ」なんて答えてしまいそうなところですが、そのあたりは声のトーンだったり前後の文脈だったりで、察するほかないかもしれませんね。また、どのように声をかけたらいいのかも気になります。
「普通に話せる間柄なら、心配事や失敗、あるいは体調不良など、誰かにかまってほしいと思っているときに“今自分なら助けになれるよ”ということを相手に分からせてあげると、相談を持ちかけてきます。このとき、女性は自分がうれしいことは相手もうれしいはず、と突っ走って失敗してしまうこともあるので要注意です。男性には“なれなれしい”と思われてしまいがちなので、あくまでさわやかさを忘れないように心がけましょう。相手が自分の寂しいときや辛いときに力になってくれる存在だと分かれば、何かあったときに真っ先に相談を持ちかけてくれるようになりますよ」(同)
異性からのかまってほしいアピール。しっかり受け止めて、力になってあげられる存在でありたいものですね。まずは気軽に相談できる関係性になるところからスタート!
(冨手公嘉/verb)初出 2011/9/2
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