ヒトメボ

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 せっかく写真を撮るなら「かわいく、キレイに撮っておきたい!」これが女心だと思いますが、メイクやファッションに気合を入れても、ポーズによって大半の印象が決定しまうとしたらどうでしょうか? そこで! 今回恋愛カウンセラーの望月千恵が「写真に写るときのポーズ」についてプロカメラマンに聞いてみました。

 一般女性が写真に写るときのポーズはある程度、決まっているものでしょうか? 昔からピースポーズなどを目にすることが多いのですが。

「『ポーズ』は個性なので、様々なのですが、年代によって決まった(お馴染みの)ポーズがあることは確かです。実際に年代によって流行ポーズが存在します。例えばピース。基本的にポーズのスタイルは感情に比例する傾向が見られるので、同じピースでも一緒に撮る相手や、喜び具合等によってはピースを大げさにする人も見られるのですが、そういったことに関係なく、30代女性ではダブルピースが主流の流行ポーズでした」(カメラマン)

 そうなんですね! 確かに同じピースでも、人によって表現するピースは異なりますね。では、年代別でよく見られるポーズの傾向を教えて頂けますか?

10代:ハートポーズ(胸のあたりで)

「子供の頃から写真を撮られることに慣れている世代。それが10代でしょうね。携帯カメラにデジタルカメラと、身近な場所にカメラが違和感なく存在する時代に生まれた世代なので、良い意味で『撮られる事への緊張感』がなく、非常に表情豊かで、ポーズの幅も広く、表現力が高いと言えます」(同)

20代:裏ピース(相手に手の甲が見えるピースで、アゴの位置で、やや顔を隠すようにする)

「20代は携帯カメラで自分自身を撮影すると言ったいわゆる『自撮り(自分撮り)』を行うことが多かった世代です。そのため、『自分がどう撮られるのが1番可愛く見えるか』といった研究をよくしているので、『人に見られること』を意識したポーズが特徴と言えるかもしれません」(同)

アゴの位置で少し顔を隠すように、ピースサインをする女性が多くみられるのは「小顔」に見えるからだとか。よく研究されていますね。

30代:ダブルピースまたは片手ピース(目の高さで)

「幼少の頃、『運動会』『発表会』『お遊戯会』『家族旅行』など、イベントのときだけ、撮影をすることが多かった世代。それが30代。『ここぞといったときのポーズ』をもつ世代とも言えます。10代とは違い、撮影慣れしているわけではないので、表現力が高いとは言えませんが、一瞬で最大限の表情とポーズを作れる世代です。例えばピースも片手だけでなく『ダブルピース』をつくるなど、『楽しい』『頑張っています』というアピールは、どの世代よりもしていると言えます」(同)

40代~50代:片手ピース(腰あたり)または直立・ポーズはとらないことも。

「この年代ともなると、自分が写真の主役になることも少ないので、撮影の目的自体が『記念』程度。下品な印象を与えないことを第一に考えます。ですからポーズはとらない人がほとんどですが、協調の意識は高いので、思わず相手に合わせてピースを出してしまうこともあります。その場合、見えにくい位置(腰のあたり)で遠慮気味にピースを出しているのですが、撮影に慣れていないこともあって、恥ずかしそうにしています。思い出は画像よりも心に残したい年代と言えますね」(同)

 いかがでしたでしょうか? 普段はあまり気にしない「ポーズ」ですが、年代によってこれだけの違いがあり、それぞれ意味や目的があるようですね。ちなみに「ダブルピース」は外国人にとって、とても不思議なポーズだそう。日本人独特のポーズかもしれませんね。

 ぜひ、皆さんも写真に写るときのポーズを研究して、可愛く、キレイに写真を残してみてください。

(望月千恵/コンセプト21)
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ライター

望月千恵

コンセプト21

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