ヒトメボ

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約3分

 仲の良い友人や、腹を割って話せる同僚と飲み会をしている最中、誰かにキャラ付けしてもっと場を盛り上げたくなったことのある方も多いのではないでしょうか。そのキャラ付けを本人が気に入ることもありますが、実は困っている人も多くいるもの。社会人のみなさんに「人に勝手にキャラ付けされて困ったこと」について聞きました。

【姉さんキャラ】

「年が1つしか違わない子から姉さんキャラ扱いされる。無礼なのか慕ってくれているのか判断が難しくて困っている」(36歳・女性)

「ややキツい印象を与えるせいか、タバコを吸うキャラにされることが多い。飲み会で『タバコ吸うでしょ?』と灰皿を渡され、冗談で『今日はやめておく』と返したら本気にされてしまったのがきっかけで、それ以来ネタにされ続けている」(30歳・女性)

 姉さんキャラは頼れる存在とも言えますが、人によっては「お局的なキツい印象なの?」と悩んでいる人もいそう。

【大食いキャラ】

「食べるのが非常に遅く、みんなが食べ終わった後も延々と食べているので大食いのレッテルを貼られ、良かれと思われ炭水化物を追加注文されてしまう。そんなに食べられないが、期待に応えなければいけない気がして注文時には喜ぶが、胃腸は覚悟を決めている」(34歳・女性)

「体格が良いせいで大食いと思われている。職場でたまに上司が差し入れをしてくれるのだが、ケーキが4つも入っていて食べきれない」(26歳・女性)

 美味しそうに食べる姿は見ていて気持ちの良いものですが、当の本人は「試練を与えられている」と感じていることもあるよう。

【ビッチキャラ】

「昔は派手な服装が好きだったと言ったらビッチキャラにされてしまった。男女交際に関してはすごく真面目なのに…」(27歳・女性)

「歩き方が少しがに股っぽいことを理由にヤリマンキャラに認定…」(25歳・女性)

 がに股歩きは色気よりも男気のイメージですが、どちらにせよ気分の良いキャラ付けではありませんよね。

【モテキャラ】

「いつもイケメンと付き合っていたから。イケメンと付き合う=モテるというレッテルを貼られた。本当はそんなことないのに…」(24歳・女性)

 確かに、イケメンを捕まえられるのはモテると思ってしまいがち。「付き合った人がたまたまイケメンだったの!」という理由をこじつけるしかなさそうです。

【いじられキャラ】

「何を言われても傷付かないキャラ付けをされた。いくらいじられてもへらへらしていたらどんどんエスカレートしていった」(27歳・女性)

「パシリキャラ。いじめられているわけではないですが、居酒屋で店員さんへの注文はいつも自分です」(23歳・男性)

 周囲は冗談のつもりでも、本人は傷ついていることも…。加減を察することは大事です。

【ネタキャラ】

「いろんな種類の紅茶を集めることが好きというだけで、乙女キャラとして『アリス』というあだ名を付けられてしまった」(25歳・男性)

「おでこが広いので、将来ハゲキャラを付けられた。飲み会に行っても初対面の女の子の前でネタにされるから嫌だった」(22歳・男性)

 キャラ付けは、ときとして本人のコンプレックスを刺激してしまうものなので注意が必要ですよね。

 親しみをこめてつけたキャラが、本人にとっては悩みの種になることもあるもの。仲が良いからと思ってキャラ付けした友人が、実は自分のことを恨んでいた……ということがないよう、キャラ付けする前に本人が傷付かないかどうか、今一度考えておきたいところです。

(姫野ケイ+プレスラボ)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

姫野ケイ+プレスラボ

あわせて読みたい