ヒトメボ

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 恋愛の大事な要素として外せないのがサプライズ。それまで意識していなかった相手でも、心を動かされ恋に落ちてしまった…なんて話もよく聞きますよね。そんな、心を射止められてしまったサプライズ演出について、ヒトメボの女性読者に聞いてみました。

あらかじめ隠されていた花束

「海外留学をしたときに、慣れない環境に戸惑う者同士、日本人の男の子と自然と仲良くなりました。留学先で迎えた20歳の誕生日の夜、彼から急に呼び出され、何気ない会話をしていると突然、彼が並木道に植えられた葉っぱをごそごそ。『何やっているの?』と聞くと『誕生日おめでとう! 僕と付き合ってください』とあらかじめ隠しておいた花束を私にプレゼントしてくれました!! 今でも忘れられない思い出です」(N・Sさん/23歳)

 花束というちょっとキザに感じてしまいそうな贈りものも、メモリアルな日にここまで準備して手渡されることでものすごく効果的なアイテムになるんですね。舞台が海外だったこともプラスに働いていそうです。

タクシーの降り際にキス

「よく遊んでいる男友達と、その日もいつものようにお酒を飲みに行った帰り道のこと。家の前まで送ってもらい、タクシーを降りようとしたときに突然キスされたんです…! 一瞬のことで茫然としてる間に、彼は『おやすみ』と言ってタクシーで立ち去ってしまいました。それをきっかけに彼のことが気になってしまい、その後、告白されて付き合うことになりました」(A・Kさん/23歳)

 まるでドラマのワンシーンのような不意打ちのキス。お酒の力を借りてイチかバチか試してみる? と言いたいところですが、その前に相手側に気があるかどうかよくよく確認しておかないととんでもないことになってしまうのでご注意。

深夜のファミレスで突然の告白

「昔からの幼なじみで、お互いの過去の恋愛遍歴は包み隠さず話す間柄。今まで彼のことを意識したことがありませんでした。ある日、彼氏に浮気の末、振られて落ち込む私を深夜のファミレスで慰めてくれていました。そのとき彼がいきなり『俺が◯◯のこと幸せにしてやるよ。付き合おう』と言われました。あまりの衝撃に涙がでるほど嬉しかったです」(Y.Nさん/24歳)

 恋愛相談を聞いているうち、「俺ならそんなことでいちいち悩ませないのに!」なんて黙ってられなくなったのでしょうか。うーん、男らしくてカッコいい! ファミレス、幼なじみという日常からの落差もグッとくるポイントだったのかもしれません。

好きなミュージシャンの曲と重ね合わせて告白

「大学時代、音楽サークルで知り合った彼とは音楽の趣味が一緒でした。共通の好きなミュージシャンは椎名林檎。何度目かのデートで、2人でカラオケに行くことに。当時ピザ屋でバイトしていた彼が椎名林檎の“ピザ屋の彼女になってみたい♪”という歌詞の曲を歌ってくれました。歌い終わった後、“ピザ屋の彼女になってくれないか”と真剣な顔で告白され、その勢いのまま付き合うことに。若かったなあと思います(笑)」(M・Mさん/26歳)

 もっとも上手に気持ちを伝えるには、ふたりの置かれたシチュエーションをよく合った作品に仮託してしまうのがいいのかもしれません。作品の中に入り込んだようなロマンティックな気分に浸れそうですし、映画や漫画にも応用が効きそう。

一方、こんなサプライズはNG!

送り先の分からない小包に隠し撮りされた写真…

「中学生のとき、部活を終えて家に帰ると郵便受けに送り先の書かれていない自分宛の小包が。中にはなんと自分がバスケの試合をしている姿の写真が収められた写真立てが! 当時バスケ部で男女一緒に試合会場に行っていたので、名前は書かれていなくとも、2階から撮られた写真を見て、誰が送ってきたのかはっきりわかりました。好意は嬉しかったのですが、間接的なやり口と唐突な出来事に気持ちが引いてしまい、その人のことが苦手に。サプライズ演出はダイレクトなもので、ある程度打ちとけた間柄でないと絶対逆効果ですよ!!」(N・Iさん/25歳)

 たしかにサプライズには違いないし、驚かせて喜ばせたいという気持ちも同じなのでしょうが、成功例とは似て非なるものですよね。

 たまに空回りすることもあるようですが、やっぱりサプライズ演出ってその人にとって忘れられない思い出になるようです。「これまで特別なことはしてあげてこなかったなあ」なんて彼や、これから射止めたい人がいる男性は参考にしてみてくださいね。

(冨手公嘉/verb)
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ライター

冨手公嘉

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