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2016.02.17
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2016.02.17
ひとり暮らしをしているとふと寂しくなったりするもの。ペットのいる生活に憧れるけれど、犬猫禁止のマンションだったり、近所迷惑にならないかを気にしたりして、飼うことを諦めている人はいませんか? ペットというと犬や猫を思い浮かべがちですが、実はほかにもおすすめの動物がいるようです。ペットの専門店コジマの三橋裕さんに伺いました。
「ペットの定番と言えば犬や猫ですが、見た目のかわいらしさはもちろん、体が小さい分だけ鳴き声も小さく、ケージの掃除をしていれば匂いも少ない、ちょっと変わった小動物も人気です。ケージの準備や温度の管理、何かあったときのために頼れる動物病院を見つけておく必要はありますが、仕事から疲れて帰ってきたときなど、ひとり暮らしの方にとってその存在は大きな癒しになると思いますよ」(三橋さん、以下同)
「基本的に人懐こく甘えん坊なので、手乗り肩乗りをしたり、部屋のカーテンレールから肩に飛び乗ったりということもできます。ちなみにメスはおなかに子どもを育てるためのポケットがあります。体が濡れると、毛がなかなか乾かず、体温が下がって体調を崩すことがあるのでお風呂には入れないようにしましょう」
「毛色のカラーバリエーションが豊富でほわほわとしたかわいらしい見た目にはまります。ハムスターというとひまわりの種を食べている姿を思い浮かべるかもしれませんが、ひまわりの種は油分が多く主食にすると太ってしまうので、一緒に遊ぶときにおやつ程度にあげるのがいいですね。また、毛が乾きにくく体温調節が難しいので、お風呂には入れずに砂遊びをさせてあげましょう。ちなみに気温が15度以下になると冬眠準備に入り、5度を下回ると冬眠状態になってしまいます」
「自分から顔をすり寄せたり、膝の上にのってきたりして、しぐさがかわいらしいですね。トイレのしつけができ、フンもコロコロしているので片づけがしやすいです。一緒にお散歩(うさんぽ)もできます。毛づくろいをするため、お腹に毛玉がたまりやすいのでこまめにブラッシングをしてあげましょう。ベビーの頃は特に暑さ寒さに弱いので、注意してくださいね」
「臆病で警戒心が強いので、触ろうとすると体を丸めてハリを立てますが、慣れるとハリをたてなくなるので、手に持つことが可能です。しかし、立っていないハリも触るとそれなりに痛いので、触れ合うというよりも見て癒されるペットだと言えます。行動としては、回し車で遊ぶなどハムスターに似ています。お風呂もハムスター同様、砂浴びをさせてあげます」
「以上のペットはどれも夜行性ですが、昼間はずっと寝ているかというとそうではなく、エサの時間やかまってもらえる時間がわかるようになると飼い主の生活リズムに合わせた行動もするようになります。なので、昼間もしくは夜しか家にいないから飼えないということはありません。また、温度調節を行い、エサ、飲み物を潤沢に用意しておけば1~2日程度の留守番も可能です。とはいえ、友人やペットシッター、ペットホテルなどにお願いするほうが安心ですね」
これらの小さなペットが、ひとり暮らしに癒しや活力を与えてくれるかもしれませんね。興味が湧いたら自分の住んでいる部屋で飼えるのか等の確認をしてより詳しい情報収集をしてみてはいかがでしょうか。
(鳴沢ことみ/コンセプト21)初出 2015/2/8
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