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2016.02.16
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2016.02.16
ふだん意識・無意識に関わらず、何かの拍子に独り言をつぶやいていることってありますよね。内容によってはちょっと恥ずかしい思いをすることもあります。どんなときにどんな独り言が漏れてしまうのか、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「パソコンがフリーズしたら『おーい、しっかり』とか『働けー』、自分の思い通りに動いてくれないときは『あれ? なにこれ』とか『うそ、ちゃんとやったじゃん』とか。自分はパソコン関係で独り言を言うことが多いかも」(埼玉・26歳女性・独り言頻度『あまり言わない』)
職場では周りの目がありますが、パソコンに向かっているときは一人の世界に入ってしまいがちです。
「仕事でお客さんと電話で商談し、無茶ぶりをされて電話を切った後とか、急ぎやらなくちゃいけないことが溜まってるのにまた別件でトラブルが起きたりとか。そういうときに文句系の独り言を言ってしまう」(東京・29歳女性・独り言頻度『めったに言わない』)
焦っているときやどうしようもないくらいイライラしているときは、つい独り言が漏れてしまいます。本人の心のバランスを保つ効果もありそうですが、あまり口汚く罵るような口調だと、周りで聞いている人が不快に思ってしまうかも。
「飲み会が終わって、ほろ酔い状態で家まで歩いているとき。もちろん、周りに人がいないこと限定で。その日の飲み会の感想とか、次の日の予定とか、仕事でやらなくちゃいけないこととかを一人で呟いてる」(大阪・24歳女性・独り言頻度『あまり言わない』)
言われてみれば、よれよれに酔っ払った人が歌ったり一人で何かをつぶやいたりしている姿はよく目にします。つまり、注意力が低下しているので、本人は周りに人がいないつもりでも、たいていの場合は見られているということですよね。
「外から帰って部屋に着くとしばらくの間。だいたい30分くらいはずっと言い続けてる」(東京・30歳女性・独り言頻度『相当言う』)
「家に帰ってくると、留守番の猫に『ただいま』と言った後、『寒い寒い』と言いながら暖房をつけて『お風呂お風呂』と言いながらお湯を沸かしてる。いちいち確認の言葉を口に出してます」(東京・37歳男性・独り言頻度『相当言う』)
多かれ少なかれ、外出先では気が張っているもの。自宅に帰って来るとその緊張感から解放されますからね。たぶんですが1人暮らしの方に多いのではないでしょうか。
「彼がいる時でもいない時でもクイズ番組を見ながら答えを言ったり『簡単じゃん』とか言ったりしてます。ニュース見て『怖っ』とか」(愛知・32歳女性・独り言頻度『そこそこ言う』)
テレビに向かってつぶやく人もいますよね。もちろん相手から反応が返ってきたりはしませんが、ニュースやクイズ番組なら向こう側に人がいますから一方通行とはいえ一種の会話と言えなくもない?
「ゲームをしているときに言いまくってる。『いてっ』『くそ』『よし』『いけ!』とか短いのが多い。感想を漏らしたり、キャラに話しかけたりもする」(神奈川・26歳男性・独り言頻度『結構言う』)
「いてっ」などと言えるのは、キャラクターに感情移入できている証といえるかも?
「部屋の掃除をするときは特に言っているかも。テンションを上げて臨むから、その分独り言が多くなるんだと思う」(東京・29歳女性・独り言頻度『そこそこ言う』)
掃除には意外とエネルギーを使います。特に掃除が趣味でない限りは、「面倒だけど掃除しなくちゃ」と自分を奮いたたせる必要がありますからね。
「普段は言わないけど、風呂に入るときは言っている。浴槽に浸からずシャワーだけで済ます場合でも。独り言がそのまま鼻歌に移行することもある」(東京・34歳男性・独り言頻度『めったに言わない』)
お風呂という密室であることと気持ちよさとがあいまって、ということでしょう。その場所がトイレという方もいるかもしれませんね。
自分では気付いていなくても、実は案外、我知らず独り言をつぶやいてしまっていたりするものです。ちょっと意識してみて、「自分がどんなときにどんな独り言をつぶやいているか」傾向がわかったりすると面白いかもしれませんね。
(藤井弘美+プレスラボ)初出 2015/2/3
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