正直すぎる志望動機、間違いに修正テープ…

アルバイトの履歴書でやりがちなこと

アルバイトを始める際、就活と同じように履歴書が必要になることは少なくないですよね。しかし、就活ほどかしこまった形式ではないことも多いので、ときには気を抜いてしまうことも。「アルバイトの履歴書」でやりがちなことについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

記入項目が少ない用紙を選ぶ

「自己PR、短所や長所など記入項目が多い履歴書の記入でかなり頭を悩ませてしまって『こんなことになるなら今度からなるべく項目が少ないのを選ぼう』と心に決めました。バイトなら就活ほど自己PRに力を入れなくてもいいので、それ以来、学歴、資格、志望動機のようなシンプルな履歴書を選んでいます」（栃木・21歳女性）

履歴書によって記入項目が異なりますから、なるべく労力が少なくて済むものを選んでしまいますよね。

過去の証明写真を使い回す

「高2のバイトの履歴書に使った証明写真がたくさん余っていたので、大学に入ってからもそれを使っていました。面接で写真と実物を見比べられているような気もしましたが、気のせいだったと思いたいです」（東京・30歳男性）

一般的に履歴書の証明写真は3ヶ月以内のものが望ましいと言われていますが、なかには学生時代のアルバイトではすべて同じものを使い回したという人も……。

修正テープを使う

「もう少しで完成というところ書き損じてしまって修正テープで訂正を……マナー的にアウトなのはもちろん分かっていますが、用紙も残り少なかったので仕方なく使わせてもらいました」（青森・20歳男性）

就活の際は涙を呑んで書き直したという人も、アルバイトのときの履歴書では修正テープを使っていたというコメントも。たしかにあれだけの文字数を丁寧な字で書き直すのは骨が折れますよね。

志望動機が雑になる

「交通量調査の募集で気の利いた志望動機がどうして思いつかなくて、『お金を貯めたいから』と正直に書いたことがあります。今となってはもう少し言いようがあったような気がしますが、採用になったのでとりあえず良しでしょう」（千葉・42歳男性）

短期のアルバイトなどであれば、志望動機が「将来のために貯金したい」「勤務地が家が近い」などの率直な理由でも受け入れてくれることが多いようです。

時事の出来事を早見表代わりにする

「卒業や入学の年が一般的な年齢通りじゃないけど、毎回わざわざ確認するのも面倒だったから、卒業や入学の年に起こった時事の出来事を思い出してそれを基準に学歴などの欄を埋めていた」（鹿児島・35歳女性）

どんな手段を使おうと、きちんと思い出せればこっちのものです。

正式な就活に比べると面接もゆるいことが多いので、アルバイトの履歴書は若干気楽になりがちなのかもしれませんね。みなさんにも、アルバイトの履歴書を書く際にやりがちだったことはありますか？

(ドリームかな/雨輝)