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2019.03.02
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2019.03.02
次世代ゲーム機として1994年12月3日に発売された『PlayStation』(以下、プレステ)。「1.2.3」のキャッチコピーでおなじみのプレステ本体のCMだけでなく、発売されるソフトのCMもわくわくするものが多かったですよね。中には「これが次世代のゲームか……」と未来を感じさせるものもありました。そこで今回は、プレステ発売直後に放映された「未来を感じたCM」をヒトメボ読者に聞いてみました。
「CMに登場したフルポリゴンのゲーム画面を見て、すごい時代がやって来たと興奮したのを覚えています。品薄でしばらく買えなかったけど、親に買ってもらってから夢中でプレイしました」(愛知県・37歳男性)
「プレステ本体のCMの最後にリッジレーサーのプレイ画面が登場していた。トンネルから出て右に曲がるシーンだったけど、それまでのレースゲームとは全然違っていたので、これが次世代機か……と衝撃を受けた」(福島県・38歳男性)
『リッジレーサー』のCMはソフト単体のものとプレステ本体のCMの最後にゲーム画面が流れるものと2パターンありましたね。ゲーム画面だけでなく、爽快なテーマ曲も印象的でした。
※現:バンダイナムコエンターテインメント
「自分が作った街を電車やバスの視点で眺める『車窓モード』の画面がCMに出ていて、フルポリゴンの町並みがまるで実写のように思えた。今思うと荒いポリゴンだけど、当時は小学生だったのでものすごい感動でした」(東京都・34歳男性)
「『A列車』はCMで興味を引かれて親に買ってもらったソフトです。車窓モードの画面がきれいで、それまでのゲーム機とは全然違ったので。進級祝いに本体とセットで買ってもらって、一生このゲームだけでいいと思えるくらいうれしかったです」(大阪府・35歳男性)
プレステ本体のCMの後半で「街を建設する画面」と「車窓モード」の二つのシーンが流れました。車窓モードが流れるのはわずか1秒ほどですが、ビルが立ち並ぶ夜景の美しさに引かれた人は多かったでしょう。
「格闘ゲームのイメージがスト2で止まっていたので、フルポリゴンのキャラクターが戦っているCMを見たときは驚いた。ここから格ゲーが一気に進化したと思う」(東京都・39歳男性)
「当時、フルポリゴンの対戦格闘ゲームはアーケードでしかできないと思っていたから、家庭用ゲーム機でもできる時代になったのだとCMを見て実感した。他にも『ツインゴッデス』という格ゲーも初期に発売されて、こちらも実写取り込みだったのですごかったですね」(奈良県・36歳男性)
爽快なバトルが楽しめる格ゲーでしたね。この作品で3D格闘ゲームを初めてプレーしたという人も多かったでしょう。まだまだ荒削りなゲームでしたが、後にシリーズ化される人気作となりました。
※現:タカラトミー
「トゥーンアニメそのままのゲーム画面だったのでびっくりしました。自分は本体を買ってもらい、妹に『カラフルでかわいらしいキャラクターが登場するよ!』と説得してソフトを買わせたのを覚えています」(埼玉県・39歳女性)
「それまでのスーパーファミコンのゲームとはグラフィックが全然違った。実際にゲームショップの店頭でデモ映像を見たらもっとすごかったので、お年玉でソフトを買って兄のプレステで遊ばせてもらいました」(広島県・36歳男性)
『リッジレーサー』とはまた違った魅力を持つレースゲームでした。実は本作は、後に『グランツーリスモ』を生み出す山内一典氏が初めて手掛けたプレステのゲームでもあります。
※現:SIEI
「誰だったか忘れたけど女性タレントが出ているCMで、3Dシューティングはこうして進化していくんだなーと中学生ながら実感したものでした。半年くらいして中古で購入したけど、意外とグラフィックがよくてなかなか楽しめました」(大阪府・38歳男性)
「CMではゲーム画面は少ししか登場しなかったけど、3Dでグリグリ動いていたのが魅力的だった。初めて一人称視点でのシューティングゲームを経験したソフトでもあるので、思い出深いです」(静岡県・36歳女性)
3Dポリゴンで描写されたダンジョンを冒険する一人称視点のシューティングアクションゲームです。意外と難易度が高く、クリアするのは大変でしたね。
当時はまだフルポリゴンのゲームになじみがない人がほとんどでした。そのため、プレステのゲーム画面が流れるCMを見て「未来を感じた」という人も多かったようです。皆さんはどうでしょうか? プレステが発売された初期のゲームのCMで、未来を感じさせてくれたのはどんなCMでしたか?
(中田ボンベ@dcp)
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