ヒトメボ

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何かものをなくしてしまった、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。特に子どもというのは、しょっちゅうものをなくしがちで、しかもそれが決まって大切なものだったり、ないと困るものだったりします。子どもの頃すぐになくしてしまって困ったものを、ヒトメボ読者に聞いてみました。

ピアニカの吹き口

「音楽の授業で使うピアニカの吹き口をなくしました。立って演奏するときに使う短いやつです。普段の授業では机に置いてホースを使って演奏するので問題ないのですが、困ったのは学芸会のとき。仕方がないので本体の差し込み口に直接口を当てて演奏していました。すごく吹きづらかったですけどね」(北海道/41歳女性)

ピアニカこと鍵盤ハーモニカの吹き口は、正式には「立奏用唄口(りっそうよううたぐち)」というのだそうです。吹き口がないのは相当キツそうですが、そもそもなぜなくしてしまったのかが気になります。

ロケット鉛筆の芯

「ロケット鉛筆の芯。面白がって必要ないのに何度も抜いたり詰めたりするから、かなりの高確率ですぐなくしてしまっていました」(神奈川県/43歳男性)

昭和時代に小学生をやっていた人なら必ず一度は買ったであろうロケット鉛筆。先頭の芯を抜いて、ペンのお尻に詰めると新しい芯がにゅっと出てくるのがなんともいえず楽しかったものです。あれって1つでも芯をなくすと使えなくなっちゃうのでもったいないんですよね。

超合金ロボのパンチ

「超合金のパンチ。変な方向へ飛ばして、どこへ行ったか分からなくなってしまうんですよね。その場では必死に探しても見つからないのに、大掃除とか引越しとかのときにタンスの裏とかソファの下とかからなぜかひょっこり出てくるという……。でもその頃にはとっくにおもちゃ自体持ってなくて、何のパンチだかわからなくなっていました」(静岡県/46歳男性)

70年代に一世を風靡した超合金。パンチが飛ぶのは定番のギミックでした。そして調子に乗って飛ばしまくっているうちにパンチをなくしてしまうのもこれまた定番。

シャープペンシルのノックキャップ

「シャープペンシルのノックする部分についているキャップをしょっちゅうなくして、消しゴムがむき出しのまま使っていることが多かったです。書く分には問題ないですが、何かテンション下がります」(奈良県/35歳女性)

ノックキャップはとても小さい上、消しゴムを使うたびに外すことになるので、なくしやすいですよね。メジャーな文具メーカーのシャープペンシルなどの場合は、部品のみ注文できるものもあるようです。

クリスマスツリーのオーナメント

「子供の頃は、毎年クリスマスシーズンにクリスマスツリーを出して飾っていましたが、年を追うごとにオーナメントが少しずつ行方不明になっていました。中でも先端に飾る大きな星はかなり早い段階でなくなっていた記憶があります。最後はテカテカのカラーボールがいくつかと気味の悪い顔をしたモールのサンタだけになってしまっていました。普段は押入れにしまってあって、年に1回しか出さないのになぜなんでしょう」(北海道/44歳女性)

正確には本人がなくしたものというよりお母さんがなくしたものということになるのでしょうか? 雛人形のパーツも同じ運命ですね。

小さい上につけたりはずしたり……を何度も繰り返すようなものは、どうしてもなくしてしまいがちですね。「残念!」「もったいない!」という気持ちが働くからなのでしょうか、なくしたものほど、記憶の中に強く残っているような気がします。

(井の頭ラミ/メディアム)
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