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2016.04.14
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2016.04.14
恋人が実家暮らしのときや、そうでなくてもちょっとした機会に、相手の実家にお邪魔することってありますよね。そんなとき、ご両親への気遣いができてこそ大人というものだし、好印象だって得たいですよね。今回はマナースクール「ライビウム」代表の諏内えみさんにお話を伺いました。まず、どんなところに気をつけるべきでしょうか?
「まずは服装ですね。一番意識したいのは清潔感。同世代ではなく、目上の方から好感を持ってもらえる服装を心がけてください。それと、手土産も忘れてはいけません。注意したいのは購入する場所。訪問宅の近所や最寄り駅では買わないようにしましょう。慌てて購入した印象に映り、気持ちが伝わりづらいですからね。可能であれば、相手の両親がどんな物が好みなのか、事前にリサーチしておくのがベストです」(諏内えみさん)
せっかく手土産にまで気が回っても、つい、「道中で買っていこう」なんて考えてしまいますもんね。さて、服装だったり手土産だったり、相手のご両親が娘(息子)の恋人を見る際に気にしているのはどこなのでしょうか?
「おおまかに言うと『育ちの良さ』です。その人から出る雰囲気や礼儀、言葉遣いなどを見ていますね。とにかく、いい印象を持ってもらうには、笑顔でさわやかに挨拶すること。ご両親とお話をするときにアイコンタクトをしっかりとると、信頼度がアップしますよ」(同)
ふむふむ。お金持ちとかそういうことでなく、きちんと挨拶ができるかとか、目を見て話せるかといったことが大事なんですね。ほかにも、
「恋人の名前を呼ぶ際に、いつものニックネームや呼び捨てではなく『○○さん』と呼ぶと印象はよくなりますね。『ありがとうございました』、『ごちそう様でした』、『楽しかったです』など、お礼の気持ちを素直にはっきりと伝える、といったことも大切ですね」(同)
なるほど、特別なアピールではなく、基本的なことをシンプルにきっちりこなせばいいんですね。ところで、最初に自己紹介をすると思いますが、このとき、付き合っていることは明言したほうがいいですか?
「特に宣言する必要もないと思います。『はじめまして、○○と申します。いつも○○さんにお世話になっております』で十分ですよ」(同)
これに関しては、「親から聞かれたら答える」くらいに留めておけばいいようです。ちなみに、もし異性の友人の実家に遊びにいくことになった場合も、同じような対応でいいのでしょうか?
「そのようなケースでも、ちょっとした手土産を持って行ったほうがいいでしょうね。もし、『付き合っているの? 』とか、きわどい質問をされたら『いえいえ、○○さんには友人として、いつもお世話になっています』など、相手を立てつつ感じよく否定すればいいと思いますよ。そこまで気を遣う必要もないと思います」(同)
あらためて聞いてみると、当たり前のようでいて意外とできていないことってあるのかも。だからこそ、そうしたポイントを押さえておくと好印象なんでしょうね。今後、このような機会のある方は、ぜひ参考にしてみてください!
(船山壮太/verb)初出 2012/7/6
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