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手持ち花火の詰め合わせを買うと、必ず入っている線香花火。打ち上げ花火やねずみ花火など、勢いのあるザ・花火〝じゃないほう〟として、思い出のシーンを記憶にとどめている人は少なくないはず。線香花火の思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

誰が長くもつか勝負

「小学生の頃、姉や弟と誰が長く燃えるか勝負してた。でも、同時に点火するのは難しいから、負けたときは『私のほうが火がつくのが早かった!』とか意地を張ってました(笑)」(宮崎/29歳女性)

火の玉がジリジリと音を立てて膨らんで、「落ちそう……」とヒヤヒヤしていたら意外と長くもったり。どうでもいい勝負なのに、ムキになってしまう気持ちはわかります。

ひねって落ちにくくする

「火をつける前に、火薬より少し上のところを軽くひねると落ちにくくなる。彼女と『どっちが長くもつか勝負しよう』と競ってほぼ負けたことがない。内緒のギミックです」(埼玉/26歳男性)

やはり勝負は鉄板なのですね。長くもたせるためのコツは他にもいろいろとあるよう。カラフルな仕様の「長手」の場合は、真下ではなく斜め45度にして持つと良いそうです。

ヒラヒラ(持ち手)に火をつける

「久しぶりに線香花火をすると、点火するのがどっちかわからなくなる。この前、今季初の花火をしたときにヒラヒラしてる方に火を当てて『なかなかつかないな……』と思ってたら逆だった(笑)」(神奈川/27歳男性)

先端のヒラヒラに点火する手持ち花火もありますから、ややこしいですよね。

最後にやる

「線香花火は、飲み会の後のラーメンのイメージ。激しいやつを全部終えて、締めでしっぽり楽しむのが流儀だと思ってる。自分の場合は、学生時代に彼女と浴衣を着て実家の庭でして以來だなあ」(岐阜/30歳男性)

「最初に線香花火をやろうとしたら、友達に『え、いきなり?』と驚かれたことがあります。最後にやるものなんですね(笑)」(広島/24歳女性)

多くの花火は激しく燃えて急に燃え尽きますが、線香花火の場合は、だんだん火花が低調になっていき、最後に火の玉が落ちたりと、しんみりした気持ちにさせてくれます。カラオケでいうバラードのようなものですね。しかし、ところどころで挟んでいかないと、「最後に10本も線香花火が残ってしまった……」なんてことにも……。

火移しが難しい

「線香花火は、火移しがめちゃくちゃ難しい! 」(東京/22歳女性)

そこが魅力でもあるのですが、勢いが弱いですものね。地道に粘れば、できなくもないそうです。(笑)

歌詞にもよく取り上げられる夏の風物詩ですし、みなさんいろいろな思い出があるよう。夏祭りなど浴衣デートで楽む人も多いでしょう。共感できるものありましたか?

(ヒトメボ編集部)
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