ヒトメボ

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事故死の確率は3000万分の1などと言われ、安全性の高いはずの乗り物〝飛行機〟。にも関わらず恐怖を覚え、極力利用を避けているという人は一定数いるよう。飛行機が怖いというヒトメボ読者に、その理由を聞いてみました。

鉄の塊が空を飛べる理屈がわからない

「あんな大きな鉄の塊が空を飛ぶなんて、私には考えられません。飛ぶ理屈がわからないので、どうしても不安になっちゃうんです」(富山・29歳男性)

「子どもの頃に、『飛行機は誰も飛んでいる原理を知らないんだよ』と聞いた記憶があり、乗るたびにその言葉が蘇って恐怖に陥ります。どういうことなの!?」(神奈川・28歳女性)

科学的に原理を説明することは可能なよう。ただ、数式や空気の渦など可視化できない概念でいくら説明受けても、いまいちピンとはこないかもしれませんね……。

知らない人に命を預けられない

「私は離陸の瞬間、失礼ですが操縦士さんに安心して身を任せられないんです。だって名前も顔も知らないのに、命を預けるなんて……」(東京・25歳女性)

機内は密閉状態ですし、「やばい!」と思ったときにすぐにパラシュートで飛び降りることも難しいですものね……。自分の意思と行動で負傷や死を回避できそうにないことに恐怖を覚える人もいるよう。

「事故=死」だから

「いくら事故の確率が低いとはいえ、事故ったら死ぬしかないじゃないですか。たとえ助かったとしても、それは〝奇跡的〟なわけで……。その辺が、自動車とはわけが違う」(神奈川/23歳男性)

「事故=墜落=死」をイメージしてしまうのでしょうか。高度1万メートルから自然落下することを考えると……確かに、なす術はないでしょうしゾッとします。

臓器がフワッとなる……

「飛行機に乗っているとたまに気流の乱れとかで臓器がフワッて浮く感じがするときあるじゃないですか。あれが本当に恐怖です。もちろん、ジェットコースターとか遊園地の絶叫系アトラクションは一切乗れない」(岐阜/28歳女性)

その〝フワッ〟を体感している時間を「エアタイム」と呼ぶそう。それが快感だという人もいるようですが、なkには恐怖を覚える人も。

密室が苦手

「狭い空間に長時間閉じ込められることがとにかく怖い。電車や自動車なら降りようと思えばすぐに降りられるし自由がきくから大丈夫なのですが、飛行機は最低でも1時間くらい解放されないじゃないですか」(北海道/36歳男性)

たとえばヨーロッパ旅行になると10時間以上も乗っていないといけませんものね……。空間の狭さよりも、密室に長時間閉じ込められていることに恐怖を覚えるようです。

同じ空飛ぶ乗り物でも、パラシュートさえ持っていれば、最悪の場合、自分の意思で降りることができるヘリコプターならまた印象は違うのかも。飛行機が怖い理由、共感できるものはありましたか?

(長橋諒/ヒャクマンボルト)
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ライター

長橋諒

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