時間に余裕があるのがおおらか、時間を浪費するのがズボラ…　おおらかとズボラの見分け方

　のんびりしている人をみると、「おおらかそう」と好印象を抱くこともあれば、「ズボラかな？」なんて思ったりもしてしまいます。では、その印象の違いって、何なのでしょうか。ヒトメボ読者に、「おおらかとズボラの見分け方」を聞いてみました。

人に優しいのがおおらか、自分に優しいのがズボラ

「おおらかな人は人に優しいと思う。誰かが何か失敗しても、『まあまあいいじゃないか』と言いそう。ズボラな人は人にではなく、自分に優しいと思う。自分が失敗しても『ま、こんなときもあるさ』と気にしていない感じ」（兵庫・31歳男性）

　自分に厳しくなりすぎるのもよくありませんが、自分に優しすぎることも問題かもしれません。人に優しくできるのは、とても素敵なことなのに……。

時間に余裕があるのがおおらか、時間を浪費するのがズボラ

「おおらかな人は常に時間の余裕がありそう。だからこそ精神的な余裕があり、おおらかでいられる。でもズボラな人はズボラをしている分、時間がなくなってしまうと思う。なにかやるときもダラダラと時間の浪費をしていそう」（東京・34歳女性）

　ズボラだと、ひとつひとつの作業も時間がかかります。何事も面倒くさいのでしょうね。そうなると時間なんてすぐになくなって、いつも時間に追われてしまいそうです。

頼まれたら引き受けて実行するのがおおらか、引き受けたのにやらないのがズボラ

「おおらかな人もズボラな人も頼まれごと自体は引き受けそうだけれど、おおらかな人は頼まれたことをきちんとやるのに対し、ズボラな人はやらない。ズボラだから頼まれたことに適当な返事だけをして、実際にはやろうとする気もない」（京都・32歳女性）

　引き受けたのにしない以前に、適当な返事をすること自体よくありませんね。ズボラな人に頼みごとをするときは、しっかり確認したほうがよさそう。

怒りを感じないのがおおらか、怒りを我慢するのがズボラ

「おおらかな人は心にゆとりがあるから、たいしたことでは怒りを感じていないと思う。でも、ズボラな人は怒りを感じている。それを表にだすかどうかは個人差がありそうだけれど、ズボラだから面倒臭がってケンカさえしなさそう。ズボラは怒りを我慢するタイプだと思う」（兵庫・28歳男性）

　おおらかで心のゆとりがある人は、あまり怒っているイメージがありませんよね。ズボラな人は心の中に怒りを秘めているのだとしたら、ちょっと怖いですね。

「◯◯してあげよう」がおおらか、「◯◯してやったのに」がズボラ

「おおらかな人は自分から手伝うし、そこに見返りを求めない。でもズボラな人は手伝ったことに対してオーバーなくらいふんぞり返るし、見返りがないと『◯◯してやったのに』と愚痴る」（広島・31歳女性）

　何かをしたときはついつい見返りを求めてしまいがちですが、それを目的に手伝うというのも寂しいですよね……。おおらかな人には、心の余裕を感じます。

ゆっくり動くのがおおらか、まったく動かないのがズボラ

「おおらかな人は何事もゆとりがあるので、ゆっくりと動く。でもズボラな人は動くこと自体を嫌がるから、まったく動かないと思う」（福岡・34歳女性）

　とにかく動くことを嫌がるズボラ。たとえゆっくりでも、動くことさえ嫌なのかもしれませんね。おおらかな人はせかせか動くことはなく、ゆっくりと余裕がある動きをしそう。

　おおらかとズボラでは印象がまったく違いますよね。おおらかな人には好感がもてますが、ズボラな人はむしろ悪いイメージになってしまいます。もしも「自分、ズボラかも……」なんて思うところがあれば、この見分け方を参考にしてイメチェンしてみるのもいいかもしれませんね。

(神之れい＋プレスラボ)