ヒトメボ

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 長期休みを利用して、旅行の計画を立てているという方も多いはず。「せっかくだから奮発してお高めの宿に泊まりたい!」なんて思ったりもしますよね。しかし、せっかく奮発したのに期待はずれなことも……。ヒトメボ読者に、高い宿に泊まってガッカリした経験について聞いてみました。

高い割にサービスが悪い

「1泊3万以上とそれなりの料金を支払っているのに、部屋の電気が切れていたり、トイレットペーパーがなかったりと手落ち感がハンパない。民宿レベルなら仕方ないけど、高級旅館をうたっていてこれではあまりにお粗末だなと思いました」(神奈川・30歳女性)

 どんなにお部屋がキレイで対応が丁寧でも、基本的なサービスが行き届いていないのでは、魅力も半減。細かいところまで気配りされていてこその高級感だと思うのですが……。

従業員が上から目線

「いちいち『うちはこれだけ格式のある宿だから』とか『昔は一見さんお断りだった』とか、言ってきて『お前レベルが泊まれる宿じゃない!』とでも言いたげな態度で腹が立った」(千葉・28歳女性)

 従業員や中居さんは宿の顔。フレンドリーとまではいかなくても、せめて感じのよい接客をしてもらいたいものです。

料理の品数が少ない

「彼女と旅行に行った際に泊まった隠れ宿的な旅館でのこと。普通よりワンランク上のお肉が食べられるプランにしたものの、出てきたのは超うす切りの肉1枚のみ。朝食もごはんのおかわりNGで、味はいいのになんだか残念な気分に」(東京・32歳男性)

 品良く盛りつけられたお料理は目で楽しむ分にはいいですが、食べてみると期待はずれなことも。ネットの写真で見た料理と違うなど、お料理面でのがっかりエピソードは多いようです。

部屋の眺めが悪い

「全室オーシャンビューとうたっているわりに、海がちょっとしか見えなかった1泊ひとり5万円のリゾートホテル。確かに見えてはいたけども損した気分に」(埼玉・28歳女性)

 お部屋の窓から見える風景によって、旅先での非日常感は大きく変わるもの。お部屋代にはそんな風景を楽しめる権利も含まれているべきですよね。

設備が今風でない

「トイレがウォシュレットじゃない、テレビがない、そしてWi-fiがないと、ないないづくしで困った」(東京・32歳男性)

良く言えば風情がある宿も、現代の暮らしに慣れた身にはやっぱり不便。ある程度の設備投資はしてほしいと思うのはワガママ?

逆に気を遣う

「従業員さんの丁寧な言葉使いや物腰の柔らかさ、高級感たっぷりのインテリアなど、普段の暮らしと違いすぎて緊張しっぱなし。まったくくつろげなかった」(静岡・29歳女性)

 慣れない環境では逆に居心地が悪く感じてしまう場合も。背伸びしてみたものの、やっぱり庶民なんだなと実感する瞬間です。

空気が読めない常連客

「宿の設備も料理もスタッフさんの対応も上々だったが、食事の際、隣にいた常連客がシェフと長話。『今年の肉はイマイチ』『ワインも去年の方が良かったな』といった話が耳に入って興ざめした」(東京・30歳男性)

 常連客の意見は宿にとっても参考になるところがあるのでしょうが、他のお客さんがいないところでやってほしかったですね。

毎年値上がりする

「年に1回、高級旅館に2泊するのを楽しみにしていたが、年々人気が高まっているらしくて値上がりし続けている。今年は4年前に泊まったときにのほぼ倍の料金になっていて、さすがにもう行けないかも……と思いました」(東京・34歳女性)

 海外からの観光客も増加中ですから、人気の宿は強気の価格設定なのかもしれません。かといって値段が下がったら「落ち目なのか?」と思ってしまうし、難しいところです。

 どうやら値段設定の高い宿だからといって、素晴らしい宿泊体験が待っているというわけではなさそう。いい宿かどうかは人ぞれぞれの感じ方次第ですが、あまり期待しすぎないことも重要なのかもしれません。

(板橋不死子+プレスラボ)
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板橋不死子+プレスラボ

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