ルーズソックス、野球帽… おかんが勝手に着ていた子どものお古

　流行遅れで着なくなった服や、サイズが合わずほったらかしになった服などなど……、なぜかお母さんが目ざとく見つけ、いつの間にか着ている……。そんな経験はありませんか？　ヒトメボ読者に、「それはさすがにヤメテ！」と思ったおかんが着ていた子どものお古について聞いてみました。

高校時代の指定ジャージ

「実家に帰った時、ウォーキングに出かける母のジャージになんか見覚えがあると思ったら、私の高校時代の指定ジャージ！　せめてゼッケンくらいはとってほしい……」（栃木・28歳女性）

　「気軽に運動するときの服を、わざわざ買うのはもったいない」。きっとそんな思いがこの結果を招いたのはないでしょうか。名前がバレバレなのは恥ずかしくないのかしら!?

アイドルのTシャツ

「ライブに行った際に買った“ももクロ”Tシャツを実家に置きっぱなしにしていたら、まんまと母の普段着に。それを着た母とショッピングセンターに行くと、ファンとおぼしき大学生が『すげー！あのオバちゃん、れに推し！』と反応しててウケた」(千葉・27歳男性)

　アイドルグッズだろうが何だろうが、お母さんにしてみればただのTシャツ。意図せず同じアイドル推しの友人ができてしまうかも？

ルーズソックス

「高校時代に履いていたルーズソックス。今では冬になると母が防寒用に着用してます。でも、伸ばして履いてるので全然ルーズじゃない」(東京・31歳女性)

　1990年代の女子高生ならほとんどが履いていたであろう懐かしアイテム・ルーズソックスも、お母さんにとってはちょい厚めの靴下くらいの認識。重ね履きすれば、確かに暖かそう。

履き古した下着

「おかんが夏場に履いていたショートパンツ。よく見たら、履かなくなったトランクスでした。周りの友達の影響でボクサーパンツばかり履くようになり、用済みになったものがいっぱいあるとは言え、それ下着だから……」（山梨・25歳男性）

　薄手で風通しも良くて暑い夏にはぴったりとはいえ、下着は下着。さすがに履いたまま家の外には出ないでほしい！

子ども時代の野球帽

「小学生の時、スポ少（スポーツ少年団）でかぶっていた野球帽を、母が庭仕事中に愛用。見るたび『球児か！』ってツッコんでます」（東京・32歳男性）

　息子の小学生時代の持ち物をいまだに使っているとは、物持ちのいいお母さん。いちいちツッコんであげるあたりがほほえましい。

コスプレ衣装

「昔私が着ていたコスプレ衣装を母がこっそり着ているのを知っています」（神奈川・24歳女性）

　お母さん、こっそり興味があったんでしょうか……。これをきっかけに新たな趣味に目覚めちゃうかも!?

　たとえ自分の服を勝手に着ていても、相手がお母さんとなれば不思議と憎めないもの。しかも、一捻りある使い方に何とも言えないセンスを感じます。子どものお古を気兼ねなく着られるのも仲がいい証拠かもしれませんね。

(板橋不死子＋プレスラボ)