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恋愛カウンセラー・イサキ

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 職場に「ちょっといいな」と思う男性がいても、会社以外で会ったりプライベートな会話をするような「ビジネス以上の関係」に進展するのはなかなか難しいもの。

 そこで、女性側から「あなたとビジネス以上の関係になりたいんです!」という気持ちをさりげなくアピールして、恋のチャンスを広げる方法を恋愛カウンセラーのイサキさんに聞きました。

「女性が『ビジネス以上の関係になりたい』と思う相手は、大抵仕事ができる人なんですよね。そういう人は仕事が第一なので、女性関係のスキャンダルなど、上司の評価が下がることは極力避けたいと思っている人が多いんです。そのため、職場の人たちの前で露骨なアピールをされると引いてしまう可能性が高いんですよね。まずは2人になるチャンスを増やして、『誘っても大丈夫そうだな』という安心感を持ってもらうことが大切です」

 確かに。でも、それがなかなか難しいんですよね…。具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?

仕事に直結しないメールは「PS」ではなく「単独で」送る!

「業務メールの最後に『PS.送別会、お疲れ様でした。昨日話してた焼き鳥屋さん、ぜひ行ってみたいです』などと、書き足す女性は案外多いのでは? 実はこれ、男性にはあまり有効な手段とはいえません。というのも、男性は女性と違って同時に別々のことを考えるのが苦手なので、『PS.』の内容に返信し忘れてしまったり、『煩わしい』と感じることも…。この場合は、業務メールを送った直後に『単独で』メールをするのがオススメです。その際は、『お世話になっております』などの堅苦しいあいさつは抜きにして、『昨日話してた焼き鳥屋さん、ぜひ行ってみたいです!』といったシンプルな一文を送ると、相手も気軽に返事をしてくれると思いますよ」(同)

「もう会社を出てしまうのでこちらに連絡ください」と携帯アドレスを教える!

「仕事関係の人は、会社メールで用件が済んでしまうからこそ、携帯アドレスやLINEなどのプライベートな連絡先を聞くタイミングがないんですよね。その結果、『今度ご飯でも行きましょう』と女性からメールをしても、業務の一環という印象が強く、社交辞令で終わってしまうことが多いんです。そういうときは、仕事メールをやりとりしている最中に『すみません! もう会社を出てしまうのでこちらに連絡ください』と自分の携帯アドレス、もしくはLINEのIDを教えてしまいましょう。そうすることで、プライベートアドレスでのやりとりができるようになり、自然と距離が縮まります」(同)

「会社帰りに」というワードを強調する

「仕事仲間からプライベートでも仲良くなる関係にまで進展する第一歩は、『プライベートを想像させること』。ただ、休日に2人で遊びに出かけるイメージはなかなか抱きにくいので、まずは『会社帰り』に飲みに行ったりご飯を食べたりすることを、相手に想像させるのがいいですね。そのためには『会社帰りにビアガーデンに行ってみたい』『会社帰りに立ち飲み屋に寄ってみたい』などと会話の中で印象付けてみましょう。そうすることで、気楽な気持ちで『じゃあ今度行こうよ』と声をかけてもらえるかもしれません」(同)

「空腹時」を狙って相談する!

「職場の人がいる前では、なかなかプライベートな関係には発展しません。そんなときは、まずは些細なことでもいいので何かしらの相談を持ちかけて、会議室や休憩室などの人が少ない場所に移動しましょう。その際、お昼近くや夕食時など『空腹の時間帯』を狙うと、『お腹空かない? ご飯食べながら聞くよ』という流れになりやすく、自然と2人で社外に出られる可能性が高まります。相談の席では、会社のグチを言うのはNG。『相談』という切り口で、相手の経験や考え方を引き出して聞き役に徹すると『話しやすいな』『素直ないい子だな』と好印象につながります」(同)

飲み会の帰りは、話の途中で別れる!

「送別会や決起集会など、上司や仕事仲間がいる飲みの席で、好意を露骨にアピールするのは逆効果。それよりも、店を出てから駅まで歩いているときに『○○さんって野球詳しいんですか?』などと話しかける方が、相手の男性も周囲の視線を気にせず会話できると思いますよ。別れ際は、キリよく話をまとめずに「…あ、駅に着いちゃいましたね。この続きは次の機会に!」とあえて中途半端に終えると、『あの子なら2人で飲んでも盛り上がりそうだな』と好印象を与えやすく、男性側が誘う口実にもなるので、次につながりやすいですね」(同)

 1つ1つは小さな一歩だけど、恋愛に発展するきっかけはその「一歩」が大切なのかも。仕事第一の男性は、「恋が始まりそうな予感…」程度の段階では、周囲の人に冷やかされたり、上司から「○○と付き合ってるのか?」とたったひとこと聞かれたりするだけで「あの子とは距離を置こう」と思ってしまうもの。結局、慎重にコツコツと距離を縮めるのが一番の近道なのかもね。

(榛村季溶子/short cut)
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ライター

榛村季溶子

short cut

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