ヒトメボ

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 モテる人なら何とも思わないような些細なことでも、恋愛に奥手な人にとっては“喜び”になるケースがあります。その出来事を何度も思い出したり、ひとり照れてしまったり、「もしかして……」なんて期待してしまうこともあるのかもしれません。そこで、ヒトメボ読者に「モテる人にはわからないだろうなと思う喜び」について聞いてみました。

異性から道を尋ねられる

「街中で、知らない女の子に道を尋ねられると妙にうれしくなる。逆ナンされたわけではないし、こちらも道を教えるだけでやり取りは終了するのだが、なぜかそのシーンを一日中思い出してしまう」(東京・28歳男性)

 同じ男として、わからなくもない意見です。ただ、道を尋ねられたシーンをあとで思い出しつつ、そこからいろいろな妄想を展開させるようになったら、ちょっと危険ですが。 

たまたま目的地が同じで一緒に歩く

「偶然どこかで知り合いの男性と会って、たまたま目的地が同じ時、『あ、じゃあ一緒に行こう』と言われると、それだけでうれしくなる。たとえば会社の入り口で会って、同じオフィスルームに戻る時など。一緒に歩いているだけでテレてしまう」(東京・27歳女性)

 「あ、じゃあ一緒に行こう」と言われると、ちょっとドキッとしそうですよね。もちろん、相手がタイプであればあるほど、その度合いは高まるでしょう。

そっけなくても返信が来る

「合コンのあと女性にメールをした時、こちらが質問を送っているにもかかわらず『昨日はありがとうございました。また機会があったら飲みましょう』と、そっけない返信が来ることも多い。それでも、返信が来ただけでうれしいし、たとえ2日後に来た返信でも喜んでいる自分がいる。そこからつながることはないのに」(静岡・32歳男性)

 

 もはやその女性とデートすることより、「とにかく返信をもらうこと」が目的になっていないでしょうか。筆者(男性)も身に覚えがあります。

  

ちょっとした遅れでも待ってくれる

「仕事仲間数人で移動している時、書類を忘れたり、電話が来たりでちょっと遅れることがある。そんな場面で、先に行かず待っていてくれるとうれしい。私は『先に行ってて』と言うのだが、本当は待ってほしいと思っている」(東京・27歳女性)

 

 こういったやさしさは、うれしさが高まるポイントかもしれません。他の人が先に行くなか、素敵な男性が一人待っていてくれたら、喜びはさらに倍増です。

 

女の子数人のなかに男一人でいる

「大学時代、自分の学科は女子の割合が多く、キャンパス内でよく女子数人と男一人(自分)という状況でしゃべっていた。そんなとき、人には言わなかったが、実は女の子に囲まれている状況がうれしかった」(長野・31歳男性)

 なんだかキャバクラにも通じそうな喜びですね。こういう感覚を求めて、あの場所に通い続ける男性がいるのでしょうか…。

「かわいい」と言われる

「髪を切っても、新しい服を着ても、友達の女の子はだいたい『かわいい』と言う。それしか言わないので、完全なお世辞だとわかっているのだけど、それでも『かわいい』と言われると心から喜んでいる自分がいる」(大阪・26歳男性)

 わかっていても喜んでしまう。だからこそ、お世辞の文化はなくならないのかもしれません。 

 特に大きな意味はないとわかっていても、異性のちょっとした行動に喜びを感じてしまうことはあるもの。そしてそういった喜びは、意外と日々の生活におけるエネルギーになっている気がします。そう考えると、たとえ大きな意味のない喜びでも、存分に噛み締めて良いのかもしれません。

(有井太郎+プレスラボ)
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有井太郎+プレスラボ

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