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2015.08.20
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2015.08.20
流行語と同じように、気持ちを簡単な身振り手振りで表すことのできるジェスチャーにも流行り廃りがあるもの。思わず「イマドキそれって…?」と感じてしまうジェスチャー、あなたにも覚えがありませんか? うっかりやってしまいがちな、時代を感じさせるジェスチャーを調べました。
「お会計をお願いするとき、指でバツを作って『おあいそで』と言っていた。『私もおばさんになったな……』と思った」(29歳・女性)
同席者の会話を遮ることなく店側にお会計をお願いできるだけあって、大勢の飲み会などで重宝しそうなジェスチャーではありますが、確かに年輩の人がやっているイメージはあるかも…。
「男性が小指を立てて、奥さんや恋人などの意味を示すジェスチャー。会社に入って年輩の上司がやっていたのを見たとき、『ウワサにはきいていたけれど…』と思わず感動した」(25歳・男性)
小指を立てて、「私はコレで会社を辞めました」というCMのフレーズは1985年の新語・流行語大賞にも選ばれました。平成生まれは知らない世界…ですね。
「遠くの席にいる同僚にOKサインを出したら『え、何?』と内線がかかってきた」(27歳・女性)
そのサインを頬に持ってきて頬を膨らませるだけで、ぐっと今風になるのですが、そんなOKサインが許されるのはローラさんだけなのかもしれません。
「左手にお茶碗、右手に箸のポーズで同僚の女子を『ご飯いく?』と誘ったら、『いつの時代だよ!』と言われた」(30歳・男性)
ご飯を食べる動作は現在でももちろんあるのに、どうしてジェスチャーだと古く感じてしまうのでしょう。不思議です。
「若い子はやってない」(28歳・男性)
電話といえば、携帯やスマホが主流となった今、受話器を持ち上げる様子を連想する電話のジェスチャーは徐々に廃れていくかもしれませんね。
「高校のころ、学校で生理になると、男子にバレないように仲の良い女子に『親指と人差し指で作ったL字を組み合わせた四角形』を出すのが『ナプキンを貸してほしい』の合図だった。最近、会社で年下の女子に『ごめん、アレ持ってない?』と同じことをやっても、全く通じなかった」(26歳・女性)
筆者の住んでいた地域では、空中に四角形を書いていました。もしかすると地域によっても違いがあるのかもしれませんね。
なかには「ダサくて古いと思っていた親指を立てるポーズが、今ではFacebookの『いいね』風になって、いい感じに」(27歳・男性)という意見も。時代が変わると廃れてしまうジェスチャーも、リバイバルすることがあるんですね。とはいえ、リバイバルするまでは「あの人何だか古いね」なんて言われないよう、伝わらないジェスチャーは控えておきたいところです。
(山本莉会/プレスラボ)初出 2013/5/2
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