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2015.10.28
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おままごとに、お絵描きに、缶蹴り…。子どもの頃、日が暮れるまで夢中になった遊びってありますよね。「好きでずっと続けられるということは、『得意なこと』でもあるんです。子どもの頃に得意だったものは、大人になっても変わりにくいので、そこに注目すれば能力を活かせる職種がわかりますよ」とは、恋愛カウンセラーの荒牧佳代さん。そこで今回は、子どもの頃に好きだった遊びから向いている職種を分析していただきました!
「ブランコは行ったり来たりの反復を楽しむ単調な遊び。繰り返される同じ動きを純粋に楽しめる人は、真面目で素直な性格です。また、忍耐力があって行動派な人が多いのもこのタイプ。基本を大切にし、繰り返し練習して技を習得するスポーツ選手や、コツコツ業務をこなしていく営業職向きでしょう」(荒牧さん・以下同)
「鬼がいない隙に缶を蹴りに行ったり、身を隠したり、おとりになったりと、推察力や瞬時の判断力が求められる缶蹴り。これが好きだった人は、スリルや刺激を求める知能犯タイプ。仲間をおとりに使ったり、仲間内でヒーロー的存在になりたいと考えるなど、人と交わる中で自分の評価を高める傾向が。そのため、競争に強く、人とのコミュニケーションで頭角を現すので、大手企業など、多くの人が働く職場で活躍でき、トップに立てる人と言えます」
「山が崩れないように穴を掘ったり、計算しながら水を足したりと、クリエイティブさが必要な砂遊び。この遊びが好きだった人は、物体の形や間隔などを正確に認識できる空間認識能力が高い人。また、汚れることも気にせず砂遊びをする大らかで大胆な性格の持ち主でもあります。人が思いつかない様な大きなことをやってのけるタイプなので、自分で新しい仕事を始めたり、慈善事業をするために海外に行ったりと、組織に属さずに『やりたい』と思ったらすぐに動けるフリーの職種やベンチャーが向いているかも」
「母親のマネをして料理をしたり、子どもの面倒をみたりと、大人の真似事を楽しむおままごと。これを好きだった人は、するどい観察力と模倣する力に長けています。なにかを生み出すというよりは、お手本を忠実に再現できる優等生タイプ。それゆえ、冒険心が少なく慎重派かも…。空気を読む力が高く、人の適正を見抜き、まとめる力があるので、自分がトップになるのではなく周りをサポートするような管理職が向いていると言えます」
「決まった折り方で立体物を作り上げる折り紙が好きだった人は、計算された美しさや、人工的なものに『美』を感じるタイプです。何かを作りだすクリエイティブな職種に向いていますが、とくに緻密な計算が必要な設計士や、鮮やかな色の組み合わせセンスが求められるファッション関係などの職につくと才能が開花しそう」
「自分の頭の中に描いた世界を平面にアウトプットして表現できるこのタイプは、想像力が豊かで1人の世界に閉じこもりがち。感受性が強く、ピュアで繊細な面を持ち、ファンタジー要素のあるものを好みます。確立された世界観を持っていて、それを形にすることが得意なので、映画監督やアニメーター、絵本作家などクリエイティブな職に向いています」
いかがでしたか? あなたが子どもの頃に好きだった遊びは今の仕事に繋がっていますか?
(山本絵理/short cut)初出 2013/4/11
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