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2015.06.06
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突然ですが、ヘビとクモのどちらかが苦手と感じることはありませんか? 筆者はクモは平気なのですが、ヘビのにょろにょろした動きや姿がどうも苦手…。なんでも、人間はヘビかクモのどちらかに苦手意識を持っているそうで、「ヘビクモの法則」という俗説もあるとか。そこで、ヒトメボ読者に「ヘビとクモに嫌悪感(恐怖感)はあるか」をアンケートしたところ、以下の結果に。
ヘビに嫌悪感を持っている:38人/77人
クモに嫌悪感を持っている:52人/77人
両方に嫌悪感を持っている:28人/77人
どちらもほぼ半数の人が苦手意識を持っているということがわかりました。ヘビとクモのどちらを苦手とするかで、性格や気質の差が出たりしないのでしょうか?
「そもそも心理学的に『嫌い』というのは、興味・関心が強いということと同じと捉えられます。足がないヘビと、足が多いクモは見た目的に全く異なる2つの生物。そのどちらかを嫌うかで、気質の違いがよくわかります」
とは、心理カウンセラーの清水おりえさん。そこで、ヘビが苦手な人、クモが苦手な人、その両方が苦手な人の3つのタイプについて性格や気質を分析してもらいました。
じりじりと音も立てずに忍びより、敵やエサに「絞め殺す」「まとわりつく」というイメージがあるヘビを苦手とする人は、相手に依存してしまう自分が抱える依存心に嫌悪感を抱いていることがあります。裏を返せば、人との触れ合いをもっとも大切にする人なのです。また、誰かに甘えたり、頼ったりすることが得意で、周囲にかわいがられやすいです。しかし、自分で物事を決断することが苦手で、周りに頼りすぎてしまうこともあります。
人への依存心が強い分、恋人に振り回されたり、いいように扱われてしまうことがあるので注意が必要です。また、自分の大切に思っている人がほかの人にも愛想良く振るまったり、自分以外の人と仲良くしているのを見ると嫉妬心がかき立てられてしまうこともあります。好きな人ができたら、ためらわずに自分をアピールできる積極性もあります。
自分をよりよくしていこうという意識が強いので、外見的にも周囲のお手本となるようなファッションを心掛けます。また、よい条件の求人があったら転職も積極的に行なうという前向きな力強さがあります。
クモが嫌いな人の多くは「予測のできない早い動きや足の多さ」などを嫌いな理由としてあげます。つまり、予測がつかないことに関する拒否反応が強いと解釈できます。「物事はこうあるべきだ」という固定観念や行動規範に対して自分の価値観を持っていて、成熟した精神を持った常識人だと言えるでしょう。
四六時中、恋人と一緒にいることを好まず、ある程度、自立した関係性を望む傾向にあります。ただ、自分が管理されることを嫌うのに対して、相手の状況を把握したい気持ちが強いです。筋道を立てて考えたり、自分の価値観を伝えるのを得意としますが、そのせいで理屈っぽさや合理主義的な部分が相手にとって淡白に感じられることも。
ある程度年齢を重ねたら起業したり、会社を離れてフリーで働くなど、仕事面での独立心が強いです。
「相手を絞め殺す」ヘビや「突発的に動く」クモのどちらにも苦手意識を抱くということは、自分の中で安息していられる部分が少ないと解釈できます。つまり保守的で、自分が認めた価値観以外を受け入れることに時間がかかる人なのです。また、自分のテリトリーが狭い分、そこに入ってきた人や仲良くしている人に対して、独占欲が強い側面もあり、人と適度な距離を維持するのが苦手です。
臆病で相手に嫌われることを恐れるため、なかなか積極的に自分を表現できません。そのせいか、一見大人しく控えめに見えますが、信頼した相手には素の部分をオープンに表現するので、そのギャップに驚かれてしまうこともあります。
環境の変化を苦手とするので、突然の別れや、突然の予定変更を嫌います。
いかがでしたか? たしかに、自分の性格はヘビ嫌いな気質に当てはまる気が…。皆さんはヘビとクモどちらが苦手ですか?
(冨手公嘉/verb)初出 2013/3/2
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