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2016.03.11
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2016.03.11
たまのカラオケは何も考えず、パーッとストレスを発散して盛り上がりたいもの。とはいえ、1曲目を誰が歌うか、何を歌うかといった基本的なことはもちろん、いざ曲を決めた後も「これ、やっていいんだろうか…」なんて、ギリギリまで悩んでしまうこと、ありますよね? そんな、カラオケにおけるちょっとした葛藤についてヒトメボ読者に聞いてみました。
「実際には裏声で歌うところだけど、頑張れば出せなくもないけど何だか恥ずかしくて咳払いをしてごまかす」(愛知・25歳女性)
「英語の歌詞を流暢な発音で歌うべきか、そこまで本気じゃないアピールで、少し下手に発音すべきか迷う…」(栃木・25歳男性)
「同じ歌詞が繰り返し続き、だんだんフェードアウトして終わる曲のとき、どこまで歌い続ければいいのかわからない」(埼玉・23歳女性)
「『Wow』とか『Yeah』『Dadada』などの歌詞を本人になりきって歌うか否か…。DREAMS COME TRUEの曲とか、吉田美和のフェイクが多くて躊躇してしまう」(京都・34歳女性)
そこで思いきって100%中の100%を発揮してしまっていいものか、さまざまな不安がつきまといます。演奏停止のボタンに手をかけつつ、皆の顔色を窺いながらのリフレイン。
「途中で台詞を挟む曲のとき、台詞を読もうか読むまいか悩む…」(福岡・28歳男性)
「メインボーカルとコーラスの歌詞が微妙に重なるとき、どっちもひとりで歌おうとして大忙しになっている自分」(東京・30歳女性)
「globeの曲を歌うときに、いつも男性パートを自分で歌うかスルーするかで悩む。酔っぱらっているとその部分があることをつい忘れてしまい、マークのパートに入るたびに『やっちまった…』と後悔」(千葉・32歳女性)
モニターに映った誰にも発声してもらえない歌詞や台詞を見ていると、なんだか情けないようなもの悲しい気持ちになります。
ある程度そうした事態は予想できていたはずなのに、それをすっかり忘れていたり、周りがどうにかしてくれると期待して、やっぱりどうにもならなかったり…。
「サビの途中で合いの手が来る! と信頼していたのにまったく無くて、気恥ずかしい思いをした」(東京・34歳男性)
「桑田佳祐のモノマネをしたが、普通にスルーされた…」(静岡・39歳男性)
「歌えると思って入れた歌が、いつものカラオケ機種と違ってキーが高かった。キーを下げたほうが声が出るけど、高い声が出ないくせに曲を入れたと思われたくないプライドが邪魔をしてそのまま頑張って歌う」(東京・28歳男性)
振り上げてしまった拳は簡単には降ろせない! と本人がいくら奮戦してても、オーディエンスは次の曲を選んでいたりしますよね。
「女性から『歌えるでしょ?』と思ってマイクを渡されたラップパート。そんなの歌えません…」(秋田・27歳男性)
反対に、うっかりさんから無茶ぶりされる側になることも。でも、ムリなものはムリ!
思い思いに楽しんでいるように見えて、部屋の中ではさまざまな想いが交錯しているようです。男性はラップのパートを覚えておくと良いことがあるかもしれませんね!
(坂井あやの/verb)初出 2013/1/4
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