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心理コーディネーター

織田隼人

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 来年に向けて、すでに新しい手帳を買ったという人も多いはず。文具売り場や書店には、さまざまなタイプの手帳が並んでいますが、みなさんはどんな基準で選んでいますか? 使っている手帳から、その人のタイプを分析することはできるのでしょうか…? 心理カウンセラーの織田隼人さんに伺いました。

「仕事の種類や役職に左右される面もありますが、使っている手帳には、その人の性格や考え方のクセが反映されているんですよ」(織田さん・以下同)

 では手帳の種類から、どんな性格が読み取れるでしょうか?

【システム手帳】

「手帳の中身(レフィル)を入れ替えて使うシステム手帳。中身を自分好みにカスタマイズでき、使ってみて合わなければ気軽に別のものにチェンジできるのが特徴です。この手帳を好むのは、物事をコントロールするのが好きでリスク管理志向が高いタイプ。効率を重視していて、日常生活でも色々なことに挑戦しますが、違うなと思ったらすぐに切り替えられる人です」

【ノート型手帳】

「マンスリー、ウィークリーなどいろいろなフォーマットがありますが、これと決めた1冊を1年間使い続けるのがノート型手帳の特徴です。システム手帳派が物事をコントロールしたがるのに対し、ノート型手帳派は諦めるところはすぱっと諦め、物事をシンプルに捉えようとする傾向があります。手帳のページに予定以外の日々の記録(食べたもの・行った場所・見た映画など)を残している人が多いのも、ノート型の特徴です。過去の自分を振り返ることで充実した感覚を味わいたい人…つまりは、人生を楽しみたいと考えている人だと言えます」

【卓上カレンダー】

「手帳を使わずに、カレンダーに直接予定を書き込んでいる人は、大事なものは常に目に付くところに置いておきたいタイプです。デスクやパソコンのモニターに、ふせんを貼るのが好きな人もこのタイプ。自分がいつでも見られる状態が好きなので、他人から見られることはあまり気にしていません。裏表のないフレンドリーな人だと言えるでしょう」

【ファンシー手帳】

「キャラクターなどが描かれたかわいいデザインの手帳を使っている人は、日々の幸せに貪欲な人です。このタイプは女性に多いのですが、予定をカラフルなペンで色分けして書き込んだり、シールを貼って飾ったりしていますよね。これには、楽しい予定を自分へのご褒美にしてハッピーになろうとする心理が働いているんです」

 いかがですか? 自分に当てはまるものはありましたか? 織田さんいわく「同じ手帳を使っているタイプだと、気が合う反面、ささいな違いからケンカになることも多い」のだとか。違うタイプ同士の方がお互いのよさに目が行って、長続きするのだそう。参考にしてみてくださいね。

(せんち/クレッシェント)
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