ヒトメボ

ライター

神垣あゆみ

  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク
  • コメント入力フォームに移動する
  • 評価フォームに移動する
読了時間:約2分

 取引先の男性からデートに誘われたとき。意中の相手だったらうれしいものの、そうではない相手だった場合、断り文句に困りますよね。相手を傷つけてしまい、仕事に影響がでたり、次会ったとき気まずくなったりしたらどうしよう……! と悩む女性もいるのでは。

 もし相手からメールでお誘いがあった場合、「NGなのは、返信メールで頭ごなしに否定すること。どんな理由であれ、否定されると反感を持ってしまうのが人の性です」と話すのは、ビジネスメール術に関する本を数多く出版している神垣あゆみさん。

 神垣さんに、メールで返信する場合の、書き出し、本題、文末、それぞれのポイントについて解説してもらいました。

(1)書き出しは?

「まずは、誘ってくれたことへの感謝を伝えましょう。誘った人は、どんな結果が来るだろうとやきもきしているもの。書き出しに好意的な言葉があると、全面否定された気分にはなりません。『お誘いいただきありがとうございます』と、ひと言入れるといいですね」(神垣さん)

(2)本題は?

「曖昧に断り、相手に気を持たせるのはNG。断るときははっきりと断ります。ただし、『行けません』『無理です』などという強い言葉を使いつつも、『あいにく』や『残念なのですが』というクッション材となる言葉を入れて、ニュアンスを和らげることも大事です」(同)

(3)文末は?

「最後に『当面仕事が忙しいので、落ち着いたらご連絡しますね』と結び、メールの主導権を奪います。こうすると、相手から何度も誘われにくくなります」(同)

 毅然とした断りの言葉を伝えつつ、要所ごとにクッション材となる言葉を入れれば冷たい印象を持たれずに済みそうです。

 仕事相手とは良好な関係を築きたいですが、度が過ぎると相手から妙な意識を持たれることだってあるもの。気のない相手から誘われないように、勘違いされるような行動は慎みたいですね。

(山本莉会/プレスラボ)
  • twitter
  • facebook
  • line
  • はてなブックマーク

評価

ハートをクリックして評価してね

評価する

コメント

性別

0/400

comments

すべて見る >

ライター

山本莉会

プレスラボ

あわせて読みたい