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2015.11.22
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2015.11.22
メールのやりとりが長続きしない、返信がなかなか来ない……恋する女性なら誰しも、そんな切ない気持ちを体験したことがあるのではないでしょうか。彼が思わず返信したくなるメールを書けたら……
「男性でも女性と同じように、単なる暇つぶしや、さみしさのあまりメールしたいという人は多くいます。テクニックを使えば、その人たちを落とすのも簡単です」と話すのは、出会い系サイトで女性と偽りながらサクラのアルバイトをしていた経験を持つ男性Nさん。さっそく、男性ならではの視点で考えられた、”お金を払ってでも続けたくなるメール術”を教えてもらいました。
「ちょっとじらすのがコツ」なんて女子は思ってしまいがちですが、メールにおいてじらし作戦は逆効果なのだとか……!
「ノリが悪くて忙しく、自分に構ってくれない人だと思われるだけです。メールで最も重要なのは、テンポの良さ。なるべく早くメールを返すようにしましょう。『なんて送ればいいか考え込んでしまう』という人もいるかもしれませんが、短いメールでいいんです。さらに疑問形だとベストです」(Nさん)
例えばNさんの場合、プロフィールを送る際も、少しずつ何通かのメールに分けながら、「私は○○だけど、あなたは?」といったように疑問形でメールを送り、やりとりを連続させていたそう。
意中の相手にメールを送る際にプロフィールを改めて送ることはないかもしれませんが、「私は映画だと○○が好き! ××君は?」というように応用できそうですね。
「男性は女性が思うより傷つきやすいですし、女性が冗談のつもりで否定的な言葉を使うのを真に受けてしまうこともあります。メールだと否定の言葉がより相手に伝わりやすいんです」とNさん。
たしかに、実際に会って話すのとメールとでは、コミュニケーションにニュアンスの違いがでますよね。
「ただ、10回に1回くらいは叱るような言葉を入れることも必要。相手は、突然叱られたことにびっくりするはずです。なかには謝ってくる人もいるでしょう。それを繰り返すことで、ときには叱ってくれるほど自分の身を案じてくれているという信頼が生まれ、何かあったときに話したいと思うようになるのです」(同)
大事なのは、単にきつい言葉を使うのではなく、「相手を心配しているからこそ」という態度を見せることなのですね。メールで思ったことをはっきり言ってしまいがちな人は、「メールで否定するのは10回に1回」と、回数を決めておくのもいいかもしれません。
長くメールのラリーが続いたときは、なかなか終わらせづらいもの。とはいえ、相手側から「もう寝るから」なんてメッセージが来るのも、それはそれでさみしいですよね。どうしたらいいのでしょう?
「必ず自分から終えるようにしましょう。メールをしていると必ず話題は尽きますが、無理に話題を提供し続けたり、メールを終えずに翌日『ごめん、寝ちゃった~』と再開させたりするのはNG。自分から『明日早いからもう寝るね』などと連絡を断つことにより、男性を一晩だけでもいいので、次にメールできる確証がない不安定な状態にするのです。そうすることで、男性が主導権を握れなくなり、結果的に女性を追ってしまう構図になるのです」(同)
「じらしテク」を使うべきポイントはここだったのですね。追われる女になるのは難しいことのように感じていましたが、実は案外簡単なのかもしれません。
たまーにありますが、下ネタへの対応は、女子にとってときに悩ましいものです……。
「ノリよく返すのではなく、適宜、これ以上は恥ずかしくて無理とか、女性らしい恥じらいをみせるのも大切。そうすると男性は悪いことをしてしまったとか、嫌われてしまうかも、と思いながらも、女性をかわいいと思うはずです」(同)
メールだからこそノリやすいとはいえ、やはり下ネタにノリすぎるのは御法度なのですね。これこそ、「10回に1回の否定」を使うポイントなのかも?
特に付き合う前や付き合い始めに悩んでしまうメール問題。お互いをもっと知りたいという気持ちをうまく伝えつつ、相手を思いやる気配りができるといいですよね。でもあまりにテクニックを駆使しすぎて、「玄人っぽい?」なんて誤解されないように気をつけてくださいね。
(山本莉会/プレスラボ)初出 2012/10/16
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