0
0.0(0人が評価)
2014.12.20
0
0.0(0人が評価)
2014.12.20
小さな女の子が自分のことを「○○ねぇ〜」と、名前で呼ぶのはかわいいと思えるものですが、やがては大人になります。この「名前呼び」は、いつまで通用するのでしょうか? ヒトメボ読者に、「女性が自分のことを名前で呼んでいいのはいつまでか」を聞いてみました。
「一人称に名前を用いるのは、『自分と世界との関係性の捉え方』が自分中心過ぎるからだと思います。皆が並列な小学生まではそれもありですが、中学に上がれば先輩後輩、部活動、受験などで序列化されるので、『自分以外の他を意識した自己意識』が必要だと思う」(東京・34歳男性)
ある程度の社会性を身につけると、自分の立ち位置を把握した言葉づかいをする必要がある、ということですね。
「大学のときのクラスメイトで一人称が名前の子がいましたが、大学生になってまでそれは幼いと感じました。高校生だと、まだ世間知らずだしアリかなとは思います」(神奈川・30歳男性)
女子大生となると、世間知らずというだけでなく、男性に媚びているように感じる人もいるかも?
「小さい頃からの癖だろうから特に気になりませんが、さすがに40歳くらいの熟女が使っているとちょっと怖いかも」(東京・27歳男性)
中学生くらいの子どもがいてもおかしくない年齢の女性が使っていると、外見と中身のギャップに驚きそうですね。
「自分を名前で呼んでいる環境は、本人にとって『ずっと子どものままでいられる人間関係の場』ということでは。人間関係がずっと変化しない人なら、ずっと自分のことを名前で呼んでいいのではないかと」(東京・45歳男性)
周りの環境は大きいもの。仕事や友達の前では「私」と言っていても、家族の前でだけ「名前呼び」する人もいそうですよね。
「小さい頃、自分のことを名前で呼んでいたのですが、小学校に入る前に母親から『自分のことは名前で呼んじゃダメよ。私と呼びなさいね』と言われて、当時はそんなものなのかなと思っていました。でも、最近では大人になっても演出なのか、自分のことを名前で呼ぶ人がいますよね。時代性なのでしょうか」(東京・50歳女性)
家庭や学校で、一人称に自分の名前を使わないよう注意された経験のある方もいるかもしれません。「お友達のことは名字+さんづけで呼びましょう」と教えられる場合も。
「小学校低学年までです。周囲から『●●ちゃん』と呼ばれているため、その年齢までは『私』という一人称の概念がしっくりきていないと思うので」(兵庫・29歳女性)
個人差があるものの、小学校高学年になる頃に「私呼び」と「名字+さんづけ」が浸透してくるということでしょうね。
「中学生以上が使っていると痛い。と言いつつ、私も中学生まで、家族の前では『自分の名前+ちゃん』を使っていましたが……。家族がみんなそうやって私のことを呼んでいたので」(埼玉・27歳女性)
家では自分もやっているけれど……という人は案外多いのかもしれません。教室での友達との会話をプライベートと捉えるかどうかの違い、ということでしょうか。
「プライベート限定ですが、何歳でも、本人に似合っていれば使っていいと思います。自分を名前で呼ぶ友人は30代でもいるけど、そういう人は意外と、恋愛だけでなく仕事もできて自立している女性が多い印象。強い自己肯定感がプラスに作用しているのかな」(神奈川・34歳女性)
自己肯定感が強いから「名前呼び」を押し通せるのかも。とはいえ仕事とプライベートで使い分けることが重要みたいですね。
どうやら周囲の環境によっても変わってきそう。もし、自分のことを名前で呼んでいる女性を見かけても、「必ずしもぶりっこで言っているとは限らない」と思っておくと良いかもしれません。
(姫野ケイ+プレスラボ)
0comments