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2019.03.04
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2019.03.04
昭和生まれの世代は、子どものころマクドナルドのハンバーガーのパッケージが「発泡スチロール製」だった記憶はありませんか? 例えばビッグマック。現在は紙製の四角いパッケージに入っていますが、昔は茶色の発泡スチロールのパッケージでした。いつの間にか紙に変わってしまいましたが、この発泡スチロールのパッケージはいつから使われ、いつ廃止されたのでしょうか? 日本マクドナルドの広報部に聞いてみました。
ーー以前、マクドナルドでは発泡スチロールのパッケージが使われていましたが、あれはいつから使われ始めたものなのでしょうか?
日本で発泡スチロールのパッケージが使われるようになったのは1978年です。
ーーなぜ使われるようになったのでしょうか?
アメリカで使用されていたことから、日本でも発泡スチロール製の容器を導入いたしました。
ーービッグマックに発泡スチロールのパッケージが使われていたのを覚えていますが、他にはどんな商品で使われていたのでしょうか?
時期によっても異なりますが、ビッグマックのほかにはフィレオフィッシュやチキンナゲットなどで使用していました。
ーー発泡スチロールのパッケージはいつ使われなくなったのでしょうか?
1990年に、アメリカのマクドナルドが発泡スチロールの使用を段階的に中止することを発表しました。それを受けて日本でも、まずは首都圏を中心に一部の容器を紙の包装紙に順次切り替えました。
ーーなぜ使われなくなったのですか?
発泡スチロールの容器から紙包装紙に変えることで、店舗から出るごみを減容化にできるためです。また、ごみの焼却・処理を行っている自治体の負担を軽減できるため変更いたしました。
ーーありがとうございました
懐かしい発泡スチロールのパッケージが使われるようになったのは1978年で、1990年以降までの約12年間使われていたとのこと。ちょうど今のアラフォー世代が子どの頃にぴったり当てはまります。発泡スチロールの容器は高級感があったので、用いられていたビッグマックやフィレオフィッシュを食べるときはワクワクしたものでしたね。
失われた「包装文化」といえる発泡スチロールの容器ですが、昨今はストローもプラスチックから紙へと移行する流れがあり、実際に海外のマクドナルドでは紙製に変更になったところもあります。もしかすると、プラスチックのストローも、発泡スチロールのパッケージと同じく時代を感じる「懐かしいもの」になるのかもしれませんね。
取材協力:日本マクドナルド株式会社
⇒画像提供:kattonn2様
https://blogs.yahoo.co.jp/kattonn2
(中田ボンベ@dcp)
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