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2019.01.26
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2019.01.26
『ジャンケンマン』という、コンピューターとじゃんけんをするメダルゲームを覚えていますか? じゃんけんに勝つとメダルがもらえたり、景品が当たったりするもので、ゲームセンターやおもちゃ屋さん、またスーパーの店頭などに置いてありました。このジャンケンマンの思い出について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「こちらが負けるときの『ズコー』という音声がずっと耳に残る。まねしている子どもも多かった」(千葉県・35歳男性)
「今でもあの甲高い『ジャーンケーン!』『ズコー』の声を覚えているほどインパクトがあった」(東京都・39歳男性)
じゃんけんで負けると筐(きょう)体から「ズコー」という音声が流れました。音声が特徴的だったので、筐体が見えなくても音でジャンケンマンが置いてあるかどうか分かりましたね。
「ゲームが始まるとすぐにボタンを押して『ジャーンケポン! ズコー!』と音声をスキップさせていた」(大阪府・36歳男性)
「音声をスキップさせるのが面白くて、そのたびに友だちと笑い転げていました」(埼玉県・34歳男性)
音声が流れている途中でじゃんけんボタンを押すと音声のスキップができました。当時の子どもなら誰もが経験した「あるある」です。
「確率は3分の1のはずなのになぜか全然勝てない。異常な強さだった」(東京都・37歳男性)
「コンピューターがめちゃくちゃ強くて勝てなかった。あいこになるとその次で必ず負けた気がする」(東京都・32歳男性)
みるみるうちにメダルが減っていきましたよね。しかも勝ってもあまり増えませんし……。
「勝つとダブルアップができるジャンケンマンがあったけど、ダブルアップすると必ず負けた」(奈良県・38歳男性)
「ダブルアップがうまくいったことがなかった。子どもながらに欲張っちゃ駄目なんだと学んだ」(群馬県・40歳男性)
最初のバージョンではダブルアップ(現在の当たり枚数を賭けて再度勝負)ができました。ただダブルアップで負けると全額没収。元々あまり勝てないものでしたが、ダブルアップが成功することも少なかったのです。
「『ジャーンケー』のところでパーを押すと勝てるとか、2回負けた後は必ず勝てるとか、謎の必勝法が友だちの間で出回った」(新潟県・35歳男性)
「根拠のない必勝法を編み出すのがはやった。自分の場合はメダルをゆっくり入れるのが必勝法だった」(東京都・34歳男性)
それだけ身近なメダルゲームだったということでしょう。必勝法というより、ジンクスのようなものでしょうか(笑)
かつては至る所にあった『ジャンケンマン』ですが、製造中止などの影響もあり現在はほとんど見られなくなりました。もし運良く見掛けたら、遊んでみてはいかがでしょうか。あの甲高い「ジャーンケーン!」の声が、子どものころを思い出させてくれるかもしれませんよ。
(中田ボンベ@dcp)
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