ヒトメボ

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修学旅行中は、心が舞い上がっていますから、とくに使い途を考えずお土産を衝動買いしてしまいがち。いざ家に帰って冷静に見返して、「なんでこんなものを買ったんだろう……」と苦々しく思った経験、みなさんにはありませんか? 学生時代に修学旅行で衝動買いしたものについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

小さい仏像

「全長5cmくらいの千手観音の仏像です。お寺の見学で、巨大サイズの千手観音像を見たあとなので、ついテンションが上がって購入しちゃいました。よくよく考えたら、そんなに仏像が好きなわけでもなかったので、置き場所に困りました」(埼玉県/33歳男性)

東京タワー・富士山の置物など、巨大なものが手のひらサイズになっていて、現地では愛おしさを感じるのかもしれません。買うときは部屋に置いたときにマッチするかどうか、なんて全く考えていませんよね……。笑

金属製の剣のキーホルダー

「普段は全然欲しいと思わないのに、つい買ってしまうのが、日本刀や龍が巻き付いた西洋の剣のキーホルダーです。金属製でカッコいい!と思って買うのですが、中学生だったのでカバンにつけるのは少し子どもっぽいかなと思い、弟にあげてしまいました」(青森県/36歳男性)

龍が巻き付いた西洋の剣のキーホルダーは、どう考えてもその土地に縁もゆかりもなさそうなのに、観光地でよく見るお土産ですね。RPGで出てくるような武器が、精巧なキーホルダーとして売られていますから、少年の心をくすぐられてしまうのも無理はありませんね。

ヌンチャクや木刀などの武器

「お土産屋でヌンチャクに一目惚れして、ついつい買ってしまいました。宿泊先の部屋でブルースリーのものまねをして、友達と盛り上がったのですが、使ったのはそれっきり。かさばる上に帰りの旅行カバンに入り切らなかったので『なんでこんなもの買ったんだ!』と後悔しました」(新潟県/43歳男性)

普段は絶対に買わないけれど、友達を驚かせるため、盛り上げるために買う「ネタ」としてのお土産ってありますよね。特に武器は、「ちょっと俺にも貸してよ」なんて男同士で盛り上がること間違いなしです。

なぞなぞの豆本

「小学校の修学旅行のとき、『移動中のヒマつぶしになるかも』と思い、なぞなぞが書かれた豆本(手のひらに収まる小さい本)を買いました。バスに乗ったときに友達となぞなぞを出しあったのですが、文字が小さくて、読んでいるうちに乗り物酔いしちゃって……。具合が悪くなりながら『ほかのお土産にすればよかったなー』と、心底思いました」(北海道/35歳女性)

なぞなぞの豆本が、なぜ土産物屋にあったのか謎でしたが、こういう風に旅行中の盛り上げアイテムとして活躍するのですね。血液型占いとか、動物図鑑とかいろいろなテーマの豆本がたくさんありましたが、いまも健在なのでしょうか?

地図キーホルダー

「修学旅行のゆく先々で買ってしまった、その都道府県の形をしたキーホルダー。長崎・福岡の形のキーホルダーを購入し、『よ~し、九州制覇しちゃうぞ』と意気込みましたが、そもそも九州全部を回らなかったので、集まったのは結局その2つだけ……。なんだか中途半端な感じがして、最初から買わなければ良かった、と思いました」(東京都/32歳男性)

都道府県の形をしたキーホルダーは、金属製なので作りがしっかりしてそうなイメージです。北海道みたいに、大きい面積の都道府県のキーホルダーは何だか迫力がありそうです。

旅行中は「せっかく遠出をしているのだから」という気持ちもあり、そう珍しくないお土産も魅力的に見えるもの。大人になって思い返せば、懐かしい青春の1ページですね。

(佐藤翔平/メディアム)
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ライター

佐藤翔平

メディアム

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