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2018.09.09
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2018.09.09
LINEやiMessageのようなメッセージアプリの普及により、今では仕事以外でメールアドレスを使用することが少なくなったという人も多いのでは? しかし、中学・高校生くらいの頃は、自分なりにこだわってメールアドレスを考えていたものですよね。学生時代、アドレスを決めるときにこだわっていたことについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「野球部は特にわかりやすかったです。好きな球団や自分の背番号、定番の”baseball”とか。変に工夫しない直球なアドレスが多かったですね。"zettai-koushien"とか意気込みをメアドに入れている人もいました」(長崎/30歳男性)
「吹奏楽に高校時代をかけていたので、" flute-love"を入れていました。同じパートの同級生みんなでお揃いにしていて、まさに青春って感じでした」(東京/29歳女性)
学生時代は部活こそがアイデンティティだというような人もいました。他校の友人でも、アドレスを見るだけで所属している部活を当てられたりしましたよね。
「その時にハマってた歌手の歌詞から引用してました。でも友達にバレるのが恥ずかしかったのでマイナーな曲から選んだり、英字を数字に変換したりしてました」(神奈川/27歳女性)
自分が好きなものはついつい入れたくなりがちです。しかし、堂々と入れられる部活ネタと違い、趣味だと友達にバレるのが恥ずかしくてわかりにくい工夫をする人も多かったようです。
「ケータイ買った時にアドレス考えるのが面倒くさかったのでとりあえずデフォで友達に教えて、そこから変えることはなかったです。一周回ってデフォルトなのがこだわりでした(笑)」(広島/29歳男性)
「結構真剣に考えたけどいいアドレスが浮かばなくて、初期の電話番号のままでした。こんな事に時間取られるのは馬鹿らしいと思っていたし、みんなが凝ったアドレスを使っているなか、シンプルなアドレスを使う自分カッコいい、みたいな気持ちもありました(笑)。迷惑メールが多かったのは面倒でしたが……」(東京/35歳男性)
ほとんどの人はオリジナルのアドレスを作成していましたが、クラスに一人くらいは、契約時のままのアドレスを使っている人も。周りがこだわったアドレスに変更しているなか、デフォルトを貫き通すのはかえって潔いのかもしれません。
「高校で初彼女が出来たとき、新しいアドレスに自分と彼女のイニシャルと記念日を紛れ込ませました。彼女持ちをアピールしたかったのだと思います。完全に浮かれてました」(福岡/27歳男性)
「他校の友達の新アドレスに"forever-love"と女子の名前をもじった文字列が入っていて、彼女が出来たのがまるわかりでした。ちなみにその1ヶ月後くらいにアド変のメールが来ました」(佐賀/29歳男性)
浮かれてしまって恋人の名前や記念日を入れたくなる気持ちはわかります。ですが、別れてしまったときには、新しいアドレスとともに破局もみんなに通知されることに……。
「色々考えるのが面倒なので、シンプルに誕生日とか、わかりやすいものをメルアドに入れてました」(新潟県/30歳女性)
「今思えば不用心ですが、よくパスワードを誕生日にしていたのでアドレスにも誕生日を入れていました」(福井/24歳男性)
自分に関係ある数字だと考えるのも覚えるのも楽ですね。同級生だけでなく、親など大人のアドレスも誕生日入りは多かった気がします。
「高校時代は特徴的なあだ名を付けられていたので、それをメアドに使っていました。アド変するときもあだ名は常に固定のままにして、その後につなげた単語だけ変えていたので考えるのは楽でした」(和歌山/28歳男性)
「例えば小川だったら"little-river"という感じに、自分の苗字を英訳してアドレスにするのが流行ってましたね。周りにも結構名前の英訳を使ってた人は多かった気がします」(千葉/26歳男性)
誕生日と同じく、身近で覚えやすい自分の名前はメールアドレスにしやすいですよね。ただ、シンプルすぎるのを気にしてか、ひとひねりしてアドレスに組み込む人も多かったよう。
英数字と一部の記号という限られた範囲ではあるものの、さり気なく自分を表現できるメールアドレス。当時の学生たちにとっては、メールアドレス自体も自己紹介の手段のひとつだったのかもしれませんね。メールアドレスを作るときのこだわり、あなたにはありましたか?
(イワハシ/雨輝)
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