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約束は果たされない、が映画のお約束。序盤そこそこで「このキャラクター、途中で死ぬな……」とわかってしまうこと、ありますよね。映画の死亡フラグについて、ヒトメボ読者に聞いてみました。

戦争中の婚約

「鉄板ですが、戦争映画とかで『この戦いが終わったら結婚しよう』はほぼ100%死亡フラグ。元ネタが何か気になります」(茨城/28歳女性)

具体的に何の映画かと聞かれると思い出せないけれど、既視感のある設定ですよね。元祖は1986年の『プラトーン』と言われているようです。

ゾンビや幽霊を信じない

「ホラー映画でお調子者の脇役はだいたい途中で死にますよね。『ビビんだよ、幽霊なんかいるわけないだろ!』みたいなセリフ聞くと、終わったなと思う」(神奈川/22歳女性)

「やっぱり幽霊なんていないじゃん!」では、映画が成り立ちませんものね……。

見回り中の警備員

 「夜中に建物の見回りをしている警備員。不審な物音を聞いてその場まで行くけれど何も見つからず、『フーッ、なんだ、気のせいか…』と安心した後に必ず何かに襲われる」(北海道/30歳男性)

登場するや早々に殺されてかわいそうな警備員。安心している描写は、その後に安心できない何かが待ち構えていることのフラグですよね。そのため、死なれては物語が続かない主人公は、疑り深い設定のものが多いかも。

根はいい人

「悪役だと思っていた人が、実はいいやつだったと分かったとき。ハリー・ポッターのスネイプ先生とか」(鹿児島/26歳男性)

悪人か善人か、物語の中盤まで本性が明らかにされないキャラクター。後者の場合は、帰らぬ人となることが鉄板かも。

今日は子どもの誕生日

「『子どもの誕生日だから早く帰らなきゃ』と、残業や食事の誘いを断って帰宅する親。交通事故とかで死んで、渡そうと思っていたプレゼントが虚しく映し出される」(東京/33歳男性)

楽しいこと、幸せなことが後に控えているいうほのめかし。その期待を裏切ることで観客の絶望感を引き立てることができますから、よく使われる技法なのでしょう。

あーあ、言っちゃった……なんて。映画の死亡フラグ、みなさんは他にどのようなセリフやシーンが思い浮かびますか?

(ヒトメボ編集部)
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