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映画や漫画、小説などが好きでよく読んだり観たりするという人でも、特定のジャンルにうまくハマれないこと、ありますよね? なかでもSF(サイエンス・フィクション)は、好みのわかれるジャンルのひとつ。SFが苦手な理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。

初見で用語が入ってこない

「SFって、どれも前提知識がない状態で観ると内容についていけないです。専門用語に気圧されるというか……」(北海道/28歳男性)

「『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』観ましたけど、全然用語が入ってこなかった。人形使いとかゴーストとか……。みんな初見でスッと理解できるものなの?」(兵庫/30歳女性)

「フィリップ・K・ディックの『ユービック』という小説を手に取ってみたのですが、読み進めてもユービックが何なのかよくわからなくて、途中で投げ出してしまいました」(東京/23歳男性)

字義どおりの意味ではなく、何か別のものを象徴している用語が出てくることも少なくないですよね。そのため、とっつきにくく感じてしまう人もいるようです。

感情移入しにくい

「例えば『スター・ウォーズ』だけど、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに落ちていくストーリーで、彼が何に感情を揺れ動ごかされているのかよくわかなかった。設定が壮大だからかな……。日常系の映画や小説のほうが感情移入はしやすいです」(神奈川/28歳男性)

「私の想像力が乏しいせいか、人間以外の生き物(?)に共感できないです。ETとかチャッピーとか……」(埼玉/23歳女性)

SF好きのなかには、登場人物への感情移入より、世界観やメカニックな乗り物、そうなるかもしれない未来を想像して心躍らせる人が多いのかもしれませんね。

CGに冷める

「SFには当然CGを使っている作品が多いと思うけど、(あ、CGだ……)とそこばかり気になってしまって世界観に入り込めないです」(東京/22歳男性)

逆にSF好きの方は、「ヨーダってCGだとこんなに速く動けるんだ……」など、CGにむしろ興奮するのかもしれませんね。

結局その未来は訪れない

「2018年現在でも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』みたいに車は空を飛んでない。たとえ技術的にそれができても、SFが描くような社会にはならない……。そう思っていまいち没入できないんですよね」(東京/29歳男性)

そうならないからこそのフィクションなのですが……。〝現実〟にこだわるあまり苦手という人もいるようです。

 

何がわからないのかさえわからない

「映画の『マトリックス』観たときは本当に焦った。なぜ打ち合ってるの? 何の話なの?って……。もはや何がわからないのかすらわかりませんでした(笑)」(山口/26歳女性)

「ジョージ・クルーニーが好きで『ソラリス』という映画を観ました。私の頭が悪いのかもしれないけど何もかも謎で何もスッキリしなかった」(東京/32歳女性)

解説書などで前提知識をさらってから鑑賞するといいかもしれませんね。

宇宙やコンピューターの世界を舞台にしながら、主題は哲学的で奥の深い作品が少なくないSF。そのため、「好き」になるまでに時間のかかるジャンルなのかもしれませんね。SFが苦手という方、共感できるものはありましたか?

(ヒトメボ編集部)
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