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2018.05.19
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1998年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始し、週刊誌にも関わらず連載20年間で刊行された単行本はなんと35巻という「HUNTER×HUNTER」。休載のあまりの多さに連載が再開するだけでニュースになるなど、ストーリーの展開以外の面でも話題には事欠きませんが、それもたくさんのファンが続きを心待ちにしているからこそ。今回は「私にとっての『HUNTER×HUNTER』のピーク」をヒトメボ読者に聞いてみました。
「ヒソカの圧倒的な力に屈せず、立ち向かうゴン。今もずっと読み続けていますが、このシリーズに一番勇気をもらいました。元気がないとき、よく読み返します」(大阪・28歳男性)
「僕のピークは『念能力』を手に入れた天空闘技場編。これ以降は僕の苦手な能力バトル漫画になってしまったので……」(岐阜・27歳男性)
物語も序盤で、ゴンとキルアがまだまだ弱かった時代です。しかし、ハンターとしては未熟だった二人が念能力を授けられるなど、今後の物語のさらなる広がりを予感させるようなワクワク感がありました。
「幻影旅団が大好きなので、私にとってはここがハンターハンターのピークです」(栃木・30歳女性)
「ヨークシン編がピークですね〜。ゴンやクラピカ、レオリオが弱いながらにも旅団に立ち向かっていく姿が印象的でした!」(東京・30歳男性)
「怒りをぶつけたゴンが、ノブナガとの腕相撲に勝つシーン。いかにもジャンプらしくて好きでした」(神奈川・27歳男性)
「悪の集団である幻影旅団になぜか惹かれた私。シリーズの中で、一番読み返しているかもしれません。私も仲間に入れてもらいたい……!」(神奈川・22歳女性)
幻影旅団を筆頭に、強敵が続々登場。連載初期は冒険の要素が強かったハンターハンターが、次第に能力を駆使したバトル漫画になっていく分岐点のあたりですね。
「『HUNTER×HUNTER』のキャラで一番かっこいいのはゴレイヌさんだと思っているので、G.I編が大好きです。ただのゴリラキャラじゃないことを強く主張したい」(群馬・26歳男性)
「グリードアイランド編が印象的です。ビスケの修行があったらからこそ、ゴンとキルアが強くなったんだと思います。結果を出すには練習も必要だということを、僕はハンターハンターで教わりました」(愛知・29歳男性)
「漫画のキャラがゲームの中の世界を舞台にして戦うという世界観と、カードゲームの複雑なルールが上手く噛み合ったグリードアイランドは、ハンターハンターの中でも特に冨樫先生らしいと思います。僕はカードゲームも大好きなので、ずっとあの世界で戦っていてほしいくらいでした」(福岡・28歳男性)
物語の舞台はゲームの中の世界。今まで会ったことのないような強敵が現れゴンとキルアは苦戦しますが、ヒソカとの共闘やジンへの手がかりの発見など、物語の根幹が動いた部分でもあるので、思い入れのある方は多いのかもしれません。
「とにかく強かったキメラアントの王。敵の強さのインフレを感じつつ、一体どうやってこんな強いヤツを倒すのかと疑問に思っていました。この頃はよく連載が休止されていたので、再開されると本当に嬉しかったことを覚えています」(埼玉・28歳女性)
「特に好きなのが、蟻編。少年漫画の宿命として、いつかはああいう展開になることも覚悟してはいましたが、ゴンがゴンさんになってしまったシーンを実際に読むと、やっぱり衝撃的でした」(東京・29歳男性)
「会長と王の一戦は、今まで読んだバトル漫画の中でも一位・二位を争うほどの緊迫感と高揚感がありました。そしてなんと言っても、ラストが……。何度読み返しても、メルエムとコムギの最期には泣かされます」(富山・25歳男性)
白熱した戦いが繰り広げられたキメラ=アント編。単行本にすると13巻分という話数の多さと、長期休載に入るタイミングが毎回続きが気になるところだったという点で、印象に残っている人も多いのかもしれません。
このほかにも、「ミトさんが好きなので、くじら島への里帰りで早々にピークを迎えました」(愛媛・30歳男性)という方も。あなたにとっての『HUNTER×HUNTER』のピークはどこですか? 気の合う友人たちと集まって、それぞれの思い出のシーンについて語り合うのも楽しいかもしれませんね。
(長橋諒/ヒャクマンボルト)
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