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2018.04.21
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2018.04.21
髪を切ってもらったりケアしてもらったり、挙句マッサージをしてもらったりと、本来ならくつろぐ空間である美容院で、変に気を遣ってしまうことはありませんか? 美容院で気疲れしてしまう理由について、ヒトメボ読者に聞いてみました。
「行きつけの美容室では、洗髪が終わって髪を乾かした直後にマッサージをしてくれます。椅子に座った状態で頭皮や肩を揉んでくれるのですが、雰囲気に浸ったり『気持ちいい……』というアピールをするために、日向の猫をイメージして半目で過ごしてます」(埼玉・27歳女性)
雑誌を読むのも失礼な気がしますし、完全に目をつむるのもなんか違う気がして、半目で気持ち良さそうな表情をするに至ったよう。本当は、自然にその表情になるべきですが……。
「美容師さんとの会話に、過剰に相槌を打ちます。『へ〜、そうなんですか!? すご〜い!』みたいな。気を遣いすぎ?」(神奈川・23歳男性)
「カラーやパーマなどのボリュームのある施術の場合、1時間以上は同じ美容師さんと一緒の空間にいるため、面白くない話でも大げさに笑ったり驚いたりすることがあります。空気を壊すと、その1時間がキツくなるので……」(千葉・31歳女性)
美容院に限らないかもしれませんが、とくに相手が自信満々に話をしてくれている場合には、大げさな反応をしてしまいがち。ただ、やりすぎると美容師さんに勘付かれてしまいそう……。
「女性同士って、『無駄に褒めあう文化』があるのですが、これが美容師と客の関係だと、もっとオーバーになります。嬉しいは嬉しいのですが、褒められすぎると『絶対嘘だな』と思うことも」(愛知・33歳女性)
行きつけの美容院であれば問題ないはずですが、美容師さんとの距離感がまだつかめていない段階だと、コミュニケーションに疲れてしまうことも。それほど親しくない人とマンツーマンで過ごすわけですから、当然といえば当然?
「良い客を演じようと、用意してくれた雑誌が私の趣味じゃなくても熟読しています。これって、美容室あるあるだと思います」(大阪・23歳女性)
「雑誌を読むのが好きではありません。でも持ってきてくれた美容師さんに嫌な気持ちはさせたくないので、『美容師さん、このモデルさんに似てますよね』と言って話をつなげ、美容師さんを褒めたりしています」(東京・23歳女性)
雑誌のチョイスは自分をどんな風に見ているのかを知れる機会ですよね。ラーメン特集の雑誌ばかりを目の前に置かれたときはちょっぴりショックでしたが……。
「自分から雑誌を指定したり、美容用語を知っているフリをしたりと、美容室に行くときはお洒落な自分を演じていることがよくあります。『私、何と張り合ってるんだろう…』と、冷静に我に返って反省する(笑)」(神奈川・31歳女性)
オシャレへの意識が高い客を装う人も。無理しているわけですから、気疲れしますよね……。
他にも「シャンプー中、耳に水が入っても言いません。あっちはプロなのに、その心を傷つけてしまいそうで……」(愛媛・26歳男性)といった気遣いをする方も。気を張っていたぶん、美容院を出た後は開放感を覚えるのかも。共感できるものはありましたか?
(長橋諒/ヒャクマンボルト)
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